ななみんが一次セミナーに来てくれた時 に
健康に関する仕事をしながら一次でいるって難しいよね 、という話をしていた。
健康はとかく、
○○はいい、○○はダメという論議になりやすく、
過去の私がとらわれていたように、
マイナス前提で話が進んでいることが多い。
つまり、逆次的になることが多い。
で。松原さんにメッセージしてみた。
逆次にならずに健康を扱うことってどうしたらいいですか?
頂いたお返事がこちら
健康というのは病気にならないことではない。
病気でないことが健康なのではない。
だから、健康は人によって違う。
特に食べ物、寝具&睡眠、水に対して、自分の体と親和性が高く、
ベストな状態を保ってくれるものは何か?
ひとつひとつ検証する。
海老を食べると気持ち悪くなるなら食べないし、
なぜかピーナツを食べると調子がいいなら食べる。
分量も知る。
枕、ベッドの素材、あるいは布団か。
睡眠時間は実際何時間が良く、何時に寝て起きるのが自分にとっては良いのか。
水は利き水をして何が自分に合っているか。
プラス服。服は体に1日中くっついているものなので、
どのような素材のどんな服を着れば実際調子が良いまま1日を過ごせるのか。
身の回りの、自分の健康を生かすグッズが何かを探る。
ここまでが基本。
次にやるのがマイナスの解除で、
このプラスの状態を阻害しているものを排除する。
たとえば海老を食ったら調子が悪くなるとして、
そのおかげで万が一にも海老が入っているかもしれないものを全然食べれない。
海老とピーナツのカレーがあったら諦めないといけない・・・・という場合、
海老のアレルギー解除をする。
単体の食材で特にアレルギーがあっても問題にならない場合は別に放置してもいい。
同じように、不健康にならない、
または不健康になった状態を戻すための専門家を用意する。
不健康対策。
ここは自分が一次でいればいいので、専門家が二次でも問題にならない。
逆次だと問題。
最後。
健康、つまり体の状態を最も良く進めることができるのが、
人間関係と生活スタイル全般になるので、
付き合う「人」、得る「情報」、住む「場所」(職場も「場所」)の3つを手入れする。
常態、として自分の体がもっとも安定し、良く、活発であるような全体を作る。
阻害するものは排除し、生かすものを採用する。
年(や習慣の変更、たとえば結婚するとか引っ越すとか)と共に
その内容が変化していくので、毎年見直しをかけて
自分にとって体と健康をうまく運ぶものをフィードバックする。
ここまでやると一次の健康が手に入る。
健康情報を先に取ってあわせるようなことをしていくと、
たちまち二次になってしまうし、情報ありき、こうなのだ!と進めると逆次になる。
つまり情報スタートの健康は全てNG。
自分、つまり個体情報からの健康は全てOK。
サポート系がより一次の人もいるので、 相手のオリジナルな健康を、
自分の技術から導いて正しく作れる、 その方法を習得するために専門家として技術を習得し
できることをできるようにやるのは一次に近いと思う。
治療しないほうがいい、
治療しない
1年後に治療する、
何もしないなどの選択も専門分野にあり、
現実と知覚によって自分ができることを自分ができるようにやるなら、
その意味では相手は関係ないので、自分の一次として進めることはできる。
そういう人が人のため、世のためと思ってるわけがないし、
こうでなくてはならないという思い込みで進めてもいない。
ただ自分を生かす道がたまたまこの専門職で、
人の健康に関わる分野だった、というなら一次は成立します。
健康はつい逆次になりやすい。
ここのところをもう一度立ち返って話をゆっくりしてみようと
ななみんと話をし、『健康逆次お茶会』を開催します。
自分の健康に対して不安がある
自分が仕事にしているセラピーが逆次的な気がする
・・・など、
一次の健康についてオタク的に考察したい方、お待ちしてます!
と、前に書いたけど、やっぱりそう思う。