肝硬変になるには幾つかの原因(ウイルス性、アルコールなど)がある。しかし母の場合は元々B型肝炎があった訳でもなくお酒もサプリも飲まないので何が原因なのか探るのにだいぶ時間を要した。
結局、自分の免疫が肝臓を異物とみなし自分で殺してしまう自己免疫性の肝炎から肝硬変になった訳だが、なぜ発症したのかまで理由は分からなかった。
現在68歳。60歳を過ぎた頃から膝が痛いという事で知人に教えて貰った近所の外科に通っている。
その知人は骨の関節に異変が起き歩行困難に。藁にも縋る思いで色々な病院を巡る中でとある外科医と出会い歩けるまでに戻る事ができた。
その腕の良い医師が偶然にも近所に開業したので母もそこへ通院するようになった。
そこでは関節リウマチと診断され3ヶ月に一度、血液検査やレントゲンなど診察を受け薬を処方してもらっていた。
初めて母からこの話を聞いて不思議と心配になった。なぜだか理由はわからないけれど。
その病院で良いのだろうか?と違和感があったのだが知人を間近でみていた母はすっかり信用しているし、その医師は愛想が良いらしいので受診しやすいと。
私が実家に帰る度に、一度他の病院で見てもらった方が良いと父も私も何回か言った記憶がある。
それはなぜだかわからないけど直感でそう思ったから。
しかし宗教と一緒で信者になっていた母は毎月血液検査もしているし全部見てもらっているから大丈夫と聞かない。
薬の処方箋には副作用で肝臓には注意なんて言葉が書かれていたので薬を飲み始めた頃に肝臓には注意してねといつも口酸っぱく言っていた。
しかし月日が流れ自分の家族の事が忙しくなるとその記憶も薄れつつあり
肝臓が悪いなんて血液検査もすればすぐに見つかるし3ヶ月に一度、検査をしているから大丈夫だと思い日々の生活に追われていた。
風邪が長引いて咳が止まらず受診した近所の内科医がきっかけで色々な検査を行う事になるが血液検査でこんな異常な肝臓の数値を見たことがない、これまで通っていたリウマチの外科医は何か言ってましたか?と質問された。
これまで何も言われた事はないと答えると内科医は外科医に電話をして肝臓の数値を聞いていた。
電話越しに異常は無かったと回答があったが、自宅に戻り過去の血液検査の結果を見ると肝臓の数値は既に桁外れの異常な数値だった。
知人の医師にその話をすると、それ裁判で勝つかもね、、と。素人でもそう思う。
外科医が正直に見落としていたと謝罪すれば私も多少は許せたと思うが、異常は無かったと嘘をついていたのには許せなかった。
父に前向きに戦いたいと伝えたところ「揉めてお母さんは喜ぶか?敵を作りたくない平和主義の母は反対するだろうな」と。
確かに母は穏やかで人に怒った事がなく争いが嫌い。
訴えたところで母は戻る訳でも治る訳でもない。父の言う通り訴えても幸せになる訳ではない。
相反した気持ちを落ち着かせるためには何ヶ月も必要だった。
最後に担当になった医師からはリウマチは外科医じゃ診れないよ。これが内科医だったらまた違った結果になっていたと思う。医師にも当たり外れがあるからねと。
そんなハズレの医師に母は信用をしきっていたのだから、それも運命だったのかもしれない。
温泉でも効能リウマチと書かれているのでリウマチは関節が痛い老人の病気だと思っていたが
実は自己免疫疾患(内科系)だという事を最近知った。
母が通院していた整形外科はリウマチ科と標榜していたので母も信用していたのだと思う。
私自身も自己免疫疾患で甲状腺が悪く一生薬を飲まなくてはならないからよく分かる。
自己免疫疾患でどうして整形外科?どうやって外科の医師が内科的なことをみる?
きちんとした外科医もいるとは思うが内科的なことはやはり内科の医師に見てもらうのが一番よいのではないだろうか。外科にリウマチ科が掲げられてもリウマチと診断されたなら併せて内科も受診した方がよいと思います。