こちらのハンドルロックは手に入りません | 住まいと環境~手づくり輸入住宅のホームメイド

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名古屋で自然志向の本物の輸入住宅を造りたいと思って、カナダから外壁用レンガ、ドライウォール用資材、バスタブ、キッチン・洗面キャビネット、水栓金具、自然素材等を輸入しているビルダーです。環境・アレルギー・アトピーの症状に配慮した家づくりを目指しています。



連絡先をご案内頂かないお客様から、ペラウィンドウ(Pella)のドアロック
が壊れたので、交換部材を入手出来ないかという問い合わせを頂きました。

どんなドアロックなのか分からないので、写真を送って欲しいとお伝え
した処、こちらの写真が送られてきました。

掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)のロックハンドルですが、
こちらのものはペラウィンドウに装着されている部材ではありません。

古いマーヴィン(Marvin)製のセーフティースライディング・パティオドア
という掃出しサッシに付いているものなんですが、10年近く前にこのドアも
交換部材も全て調達不能となっています。

マーヴィンの中でもこのドアは高級なシリーズのドアで、結構日本でも
多く出回っているものですが、ロックの構造が非常に特殊でハンドルもそれに
合わせたオリジナルな部材となっています。

ですから、ロック部品が破損してしまった場合、ドアを加工してハンドル及び
ロック金物を全く違うものにするか、ドアそのものを新しいものに交換するか
しか直す方法はありません。

ただ、ドアを加工するにしても、既に明いている取付け穴をどうするか
といった問題やロックケースを埋め込む為にドアの木を大きく削らないと
いけないといった問題があって、その手間の割に納まりがきれいに出来ない
可能性も存在します。

それでも、どうしてもやって欲しいと言われればやれないことはないですが、
やはり同じくらいの大きさの新しい輸入掃出しサッシに取り替えた方が
将来的にもいいかも知れません。

マーヴィン自体も既に国内から撤退していますので、国内販売を続ける
窓メーカーのアルミクラッド木製サッシが最も相応しいと思います。

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