この状態ではドアは上がりません | 住まいと環境~手づくり輸入住宅のホームメイド

住まいと環境~手づくり輸入住宅のホームメイド

名古屋で自然志向の本物の輸入住宅を造りたいと思って、カナダから外壁用レンガ、ドライウォール用資材、バスタブ、キッチン・洗面キャビネット、水栓金具、自然素材等を輸入しているビルダーです。環境・アレルギー・アトピーの症状に配慮した家づくりを目指しています。



鹿児島県のお客様からガレージドアのメンテナンスについてご相談を
頂きました。

こちらは、ガレージドアの両サイドにあるレールの上部の写真ですが、
ドア下からドラムまで延びているケーブルワイヤーがありません。

本来であれば、写真にあるドラムという部材にワイヤーが巻き付いて
いないといけないのに、外れてなくなっています。

どうやら経年劣化でワイヤーが切れてしまったようですが、もう片側に
あるワイヤーは正常でまだ切れていないようです。

でも、ワイヤーは常にドアを引っ張っている為、ストレスによって
徐々に伸びて弱くなります。

ですから、10~15年程度で交換をしないといけませんが、新築からもう
26年も経過しているそうです。

ケーブルワイヤーは、慣れていれば簡単に交換することは可能ですが、
トーションスプリングと呼ばれる大きなバネが連動している為、それを
解除しないと交換することは出来ません。

重いガレージドアをこのバネの力で引っ張り上げているので、下手に
外すと強力なバネが一気に戻って非常に危険です。

そういった状況ですから、素人のお客様がご自身でやるのではなく、専門知識と
適切な道具を持った専門業者に依頼することが必要です。

ただ、新築した工務店もなく、ガレージドアの専門業者も周囲にはいない
という状況らしいですから、遠く愛知県から出張修理をしなければならない
かも知れませんね。

もしそうであれば、ワイヤーだけでなく、トーションスプリングやドラム
少し破損しかけているガレージドアも一緒に交換した方が、不具合の度に
出張修理しなくてもよくなるのでいいようにも思います。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。