ガラス押えは壊れていない? | 住まいと環境~手づくり輸入住宅のホームメイド

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名古屋で自然志向の本物の輸入住宅を造りたいと思って、カナダから外壁用レンガ、ドライウォール用資材、バスタブ、キッチン・洗面キャビネット、水栓金具、自然素材等を輸入しているビルダーです。環境・アレルギー・アトピーの症状に配慮した家づくりを目指しています。



群馬県のお客様から輸入樹脂サッシのガラス押え(押縁)を手に入れたい
というお問い合わせを頂きました。

こちらのサッシは、インシュレート(Insulate)製のシングルハング
のようですが、写真のようにペアガラスを建具(障子)に固定する為の
ガラス押えが、外れたり破損したりしているようです。

こちらのガラス押えは、建具同様プラスチックで出来ていますから、
太陽の紫外線や温度変化などによって、素材から可塑剤が抜けて
割れやすくなるという経年劣化が生じます。

また、ガラス押えを外した内部は、雨や土が相当量入り込んでいる感じを
受けますから、ペアガラスの内部結露や曇りを防止する為にもガラス押えを
定期的に外して、掃除をしてやることも大切です。

そうしないと、建具に明いている排水口がゴミや砂などによって詰まってしまい、
ペアガラスの下に雨水が溜まってしまうというトラブルが発生します。

ガラス押えは、劣化する20年くらいで新しいものに交換して、ガラスの脱落を
防止すると共に、その周囲も防水処理することでペアガラスの不具合も
減らせます。

ただ、このガラス押えの部材も国内では手に入らないですし、その種類や
大きさも様々ですから、やはり私共のような専門家のアドバイスを受けながら
調達されることをお勧めします。

取付けや窓の状況チェックといったことも、専門家に依頼すると注意点や
メンテナンス方法も指導してもらえますから、同時にお願いしてもいいですね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。