東京のお客様から熊本のご実家の掃出しサッシを修理したいという
ご相談を頂きました。
サッシは、リッチモンド(Richmond)製のスライディング・パティオドア。
トステム(現リクシル)が代理店となって販売していた輸入サッシですが、
販売を止めてしまってから10年以上になるはずです。
ですから、修理に関する資料も乏しく、直すとなると独自に木材を加工
して、破損した箇所に入れ替えるしか方法はありません。
ただ、そうした作業はその場ですぐに出来るものではありませんから、
ドアを一旦外して会社へ持ち帰って、修復してから再度付けに行くという
ことをしなければなりません。
ですから、1~2ヶ月程度ドアの開口部をべニア板のようなもので塞いで、
雨風が入らないように養生をする必要もあります。
ただ、今回のトラブルはシロアリの侵入による被害ということですから、
ドアだけでなく壁に固定されたサッシ枠にも被害が及んでいる可能性を
否定できません。(同時に、雨水の浸入も考えられます)
まずはドアの取り外しを行うと共に、サッシ枠やその奥の構造体への被害が
どのくらいあるのかを調査して、トラブルの全容把握と修復計画を立てる
必要がありますね。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
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全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。