ペンキ塗りも味があります | 住まいと環境~手づくり輸入住宅のホームメイド

住まいと環境~手づくり輸入住宅のホームメイド

名古屋で自然志向の本物の輸入住宅を造りたいと思って、カナダから外壁用レンガ、ドライウォール用資材、バスタブ、キッチン・洗面キャビネット、水栓金具、自然素材等を輸入しているビルダーです。環境・アレルギー・アトピーの症状に配慮した家づくりを目指しています。



みよし市のお客様の輸入住宅で、玄関ドアの交換に伴う塗装工事を行いました。

(いつもは社内で事前に塗装等を行いますが、既存の子扉やドア枠の色に
合わせる為に、現場で塗装作業を実施しました)

木製ドアは、シンプソン(Simpson)製のステンドグラス入りです。

無塗装の白木で出来たドアですから、木目を見せる感じでステイン仕上げを
するのが一般的ですが、既存の子扉のドアが既に塗りつぶしのペンキ塗装が
してあった為、それに合わせて木目を見えなくする塗装をしました。

まずは、他に塗料が付かないように養生をしっかりと行い、その後白い
下塗り塗料を塗ってから、ブリティッシュグリーンの濃い緑色で塗装を
しました。

写真は、上塗り1回目の塗装を行っている最中ですが、まだ塗料が乾いて
いない為、所々ツヤでてかっている部分も見受けられます。

日本のお客様は、なかなか塗り潰しの塗装をする勇気がないのですが、
アメリカやカナダの人たちは結構ペンキ塗りでドアを塗装することが
多いと思います。

これは、国民性や文化の違いだと思いますが、戦後の日本人は家づくりで
塗装をすることに慣れていない為、塗装という文化が殆どないと言える
かも知れません。

だから、街並みに合わない色で外壁が塗られている家をよく見掛けますし、
逆に外壁がねずみ色と黒色といった色がないデザインの家も多いですよね。

尚、塗装した後に、屋外側のステンドグラスの周囲を防水処理して、
雨によるガラスの内部結露や木の腐り・反りを防止する対策も施しました。

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