先日、知多市の輸入住宅に隣接するガレージの雨漏れ修理をしている
というブログ記事を書かせて頂きました。
その記事では、腐った木の構造材を新しくして、補強や雨漏れ防止の
工夫も加えたということを書かせて頂きました。
今回は、瓦棒の屋根材の交換を完了しましたので、その様子をご案内します。
写真が新しい仕様の瓦棒ですが、屋根材のつなぎ目にリブを付けるのですが、
以前はリブの下地として木の垂木材を入れていました。
垂木は湿気や雨が入ってしまうと腐ってしまう恐れがありましたが、新しい
瓦棒では垂木は使わず、鈑金材だけで鈑金のつなぎ目を補強・防水します。
(以前は、屋根材を長手方向でも途中でつないでいましたが、今回は
1枚ものにして万一でも雨が入らないようにしています)
断面が三角形になっている部分がつなぎ目ですが、人が乗ったくらいでは
潰れないくらいの強度があります。
ただ、ここにアルミの大きなベランダデッキを載せるとなると、どうしたって
潰れてしまうでしょうから、デッキの足はここに載せないように位置を考えて
復旧します。
結構時間を掛けてガレージの修理をしましたから、随分状況は改善された
と思いますが、元々の構造を変えた訳ではありませんから、リスクが全く
なくなったということはありません。
特に瓦棒の屋根は、水勾配程度しか角度がありませんから、吹き上がってくる
ような強風や雨は注意を怠らないようにして欲しいと思います。
(勿論、そういうことへの対策はしていますが、自然には敵いません)
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。