完全に破損する前に交換しよう | 住まいと環境~手づくり輸入住宅のホームメイド

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名古屋で自然志向の本物の輸入住宅を造りたいと思って、カナダから外壁用レンガ、ドライウォール用資材、バスタブ、キッチン・洗面キャビネット、水栓金具、自然素材等を輸入しているビルダーです。環境・アレルギー・アトピーの症状に配慮した家づくりを目指しています。



サミット(Summit)社の掃出しサッシの鍵が掛けづらくなってきた
という相談を頂きました。

鍵を掛ける為のロックレバーを上げ下げしても、ロックが掛かったり
掛からなかったりという状況らしい。

レバーを操作すると、ロックラッチが出たり入ったりするのですが、
それをアクションさせるバネが飛んでしまったり、千切れてしまったり
すると鍵がうまく掛からないという症状が出ます。

バネはロック金物の中に入っていますし、金物は分解修理することが
出来ませんから、バネを交換して直すということは不可能です。

多くのお客様は、まだ何とか動くから暫く使ってから交換しようと
考えるのですが、実はそれは危険かも知れません。

まだラッチが動くうちはいいのですが、最悪の状況になるとラッチが
ロックの受け金物にガッチリ噛んだまま動かなくなり、鍵が解除出来ない
ということになったり、逆にラッチが受け金物に引っ掛からなくなり
鍵を掛けられないということにもなります。

どちらの場合も、生活する上では相当なストレスとなるでしょうから、
すぐにでも修理したいということになります。

ただ、こうした金物の多くは北米から調達しなければなりませんので、
入荷するまで何日も掛かるのが普通です。

昨年の春頃は、世界中が新型コロナウィルス蔓延で製造がストップしたり、
物流が滞ったりしましたから、そんなことがあると更に入荷が遅れます。

ロック関連の場所は、家のセキュリティにも係る問題になりますから、
変な感じがしたら躊躇せずに交換・修理を考えることが大切です。

勿論、日頃掃出しサッシをメンテナンスしていれば、そうした部材の
寿命を延ばすことも出来ますが、そういうお客様は少ないはずです。

そういう場合は10~15年程度が寿命ですから、定期的に交換しましょう。

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全国どこでもご相談を受け付けます。

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ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
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