擦り減ったピーチツリー社製玄関ドアの特殊ヒンジ | 住まいと環境~手づくり輸入住宅のホームメイド

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今週末、千葉県にある輸入住宅にお住まいのお客様の処へ伺って、
玄関ドアのメンテナンスをしに行きます。

もうドアの開け閉めが難しくなっている状態で、ドアが下がり
傾いている状況だと思います。

その原因は、このドア・ヒンジ。随分、擦り減っているようで、ドア側の
蝶番板がドア枠側の蝶番より5mm程度下がっています。

また、取付けビスも一部抜けてきているようで、この状態では
ドアが敷居に当たってきているでしょうし、ドアがドア枠に干渉して
いても不思議ではありません。

当然、これだけ古いドアですから、ドア枠に装着されている気密パッキン
のウェザーストリップもヘタってきていますから、交換が必要です。

地元の建築会社にも相談されたようですが、不十分な調整しか出来ず、
ドアの交換しかないといった状況だったようです。

こちらの輸入ドアは、ピーチツリー(PeachTree)社のもので、分厚い
ドアヒンジが途中で折れ曲がった形状になっています。
(同社のヒンジには、左右で蝶番の大きさや形状が違うというものも
存在します)

他のドアでは見られない特殊な形状のヒンジですが、ピーチツリーは
何年も前になくなってしまっていますから、どこにも部品の在庫は
ありません。

ただ、先日運よくこの特殊ヒンジを調達することが出来ましたので、
今回それをお客様のおうちに使わせて頂くこととなりました。

この在庫も数は何枚かしかありませんから、このお客様はラッキー
だったかも知れません。

私たちも何とか手に入る部材は、その時調達しておこうと考えていますが、
それ程大量に購入も出来ませんから、そのうちなくなってしまったら
それで終了となります。

ですから、不具合に気付いたら、すぐにメンテナンスをしておいた
方が、安全かも知れませんよ。

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