このまま放置してはいけません | 住まいと環境~手づくり輸入住宅のホームメイド

住まいと環境~手づくり輸入住宅のホームメイド

名古屋で自然志向の本物の輸入住宅を造りたいと思って、カナダから外壁用レンガ、ドライウォール用資材、バスタブ、キッチン・洗面キャビネット、水栓金具、自然素材等を輸入しているビルダーです。環境・アレルギー・アトピーの症状に配慮した家づくりを目指しています。



マーヴィン(Marvin)社製輸入サッシ周りに施された大きめの
飾りモールディング。

こうしたモール材(ミルワーク)は、窓の周囲を豪華に見せるという
目的で輸入住宅には多く使われます。

材質は硬質ウレタン。発泡プラスチックという軽い樹脂を成型して
作られていますから、然程構造的な負担にはなりません。

ただ、発泡スチロールと同じで、太陽光や風雨などによって経年劣化を
起し、材料が収縮してくるという性質を持ち合わせます。

それを抑制する為に、表面に耐紫外線の防水塗装を施すのですが、
それも徐々に劣化してきます。

そうなると、写真のようにモールディングのつなぎ目が開いてきて
更にそこから雨等が入り込むということになるのです。

つなぎ目の奥は塗装がなされていないことが多いですから、
これをそのままにしておくと、ウレタンがボソボソになってきたり、
モール材が反って変形したりするので大変です。

そうなる前につなぎ目を目地材や防水コーキングで補修して、
その上から適切な塗装をしてあげることが大切です。

モールディングは、家を豪華に美しくする素敵なアイテムですが、
悪くなってきた状態を放置すれば、反って家をみすぼらしく感じさせる
ものとなってしまいます。

新築ばかりに目を奪われないで、その後のメンテナンスやリフォーム
の重要性を認識することが、本当の家づくりだと思います。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。また、
これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。