掃出しサッシの鍵が変じゃないですか? | 住まいと環境~手づくり輸入住宅のホームメイド

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名古屋で自然志向の本物の輸入住宅を造りたいと思って、カナダから外壁用レンガ、ドライウォール用資材、バスタブ、キッチン・洗面キャビネット、水栓金具、自然素材等を輸入しているビルダーです。環境・アレルギー・アトピーの症状に配慮した家づくりを目指しています。

 

20年前に輸入住宅を新築したお客様から、マーヴィン(Marvin)社
のインテグリティ(Integrity)というサッシが壊れたという連絡を
頂きました。

それは、スライディング・パティオドアと呼ばれる掃出しサッシの
ロックが不調で鍵をかけることが出来なくなったというものでした。

実はこのお宅では、昨年も違う掃出しサッシで同じ不具合を起して
います。このモーティシー・ロックという金物には、小さなバネが
内蔵されていて、その反動でラッチを出し入れする仕組みです。

小さなバネですから、長年の使用で切れてしまうこともあり、
15年くらいで交換するのが基本です。

ですから、今回のロック金物は寿命が長かったとも言えるのですが、
鍵を掛けることが出来ないというのは防犯上不安な状態になって
しまいます。

こうなる前には必ず予兆のような感じがあるものです。そんな異変を
感じたら、壊れる前に部品の交換をするように心掛けましょう。

こうしたロック部品は、マーヴィン専用というものではないですから、
他のサッシメーカーの窓用としても結構簡単に手に入るものです。

輸入住宅ブームの時にいろいろなメーカーの掃出しサッシが入って
きましたが、現在国内で取り扱われていないサッシが多くあります。

(今日もローウェン(Loewen)社の掃出しサッシのロック金物の
不具合で、別のお客様から連絡を頂きました)

建てた住宅メーカーに対応を断られても、部品の大きさや形状さえ
分かれば代替のパーツを取り寄せることは可能ですから、諦めないで
相談して下さいね。

ただ、同じようでもちょっと形状が異なるという金物は、いくつも
存在しますから、確認まで少々やりとりが必要ですのでお付き合い
頂くかも知れません。

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全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。