日本のおうちでは、インテリアの小物が部屋に並んでいる様子を
よく見かけます。
旅行の思い出や家族の作品を見て、当時のことを懐かしく感じる
ということは素晴らしいことではありますが、それらが無造作に
並んでいると、部屋のコンセプトやデザインを壊してしまうかも
知れません。
思い出の品は、部屋のアクセントとして出来るだけ最小限にして
おくと、その存在が活きるものとなるでしょう。
ただ、部屋の中に何も飾らないという選択もよくありません。
それは、インテリアへの自信のなさと自身のセンスへの恐れの
現れでもあるのです。そういう時は、勇気を持ってコーディネイトに
挑戦すべきです。
そんな時に役立つのは、壁に掛ける絵画かも知れません。
それは、彩りやインテリアのテーマを暗示させるものでもあります。
また、絵と同様に部屋に明るさや奥行、想像力といった隠し味を
付け加えてくれるのが、ミラーです。
写真のものは、照明器具で定評のある北米のキチラー(Kichler)社
の鏡です。
柔らかな金属の細い板を籠のように編み上げたデザインは、陽気な
太陽のようでもあり、自然を愛する象徴的な鳥かごをイメージさせる
かも知れません。
まずは、インテリアのコンセプトを決めて、それをテーマにした
要素を付け加えていけば、きっと美しいインテリアを実現出来ると
思います。あとは、失敗を恐れないことですよ。
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