濡れた感じもいいもんです | 住まいと環境~手づくり輸入住宅のホームメイド

住まいと環境~手づくり輸入住宅のホームメイド

名古屋で自然志向の本物の輸入住宅を造りたいと思って、カナダから外壁用レンガ、ドライウォール用資材、バスタブ、キッチン・洗面キャビネット、水栓金具、自然素材等を輸入しているビルダーです。環境・アレルギー・アトピーの症状に配慮した家づくりを目指しています。

$住まいと環境~手づくり輸入住宅のホームメイド-濡れたレンガ積みの外壁



最近、突然の雨が降ることが多くなってきましたね。

ここ、名古屋でも30分程度スコールのように凄い雨が
降るなんてことが普通になってきています。

これも地球温暖化の表れなんでしょうかねぇ。

そんな雨が未明に降った日、夏のご挨拶(年に2回の
定期訪問)の為に豊田市のMさんのレンガ積みの家に
伺ってきました。

ここは、木製のガレージ・ドアが3つもある輸入住宅
なんです。

アンティーク・グレー(正式な色名称は、ヘリテージ・グレー)の
白っぽいグレーのレンガも雨に濡れて少し濃い色になっていますね。

特にモルタルの目地のグレーが際立って見えるので
レンガのデザインもはっきり見えます。

カナダの焼きレンガは吸水性が低いので、表面が濡れても
レンガの中まで水分が侵入することはありません。

まあ、厚さも9mm程度ありますから、侵入したとしても
構造部分まで届くことはまずありません。

乾きが早いのは、建物の下の方だけしか濡れた感じが
残っていないことからも分かりますね。

コンクリートで出来たサイディングの外壁は、表面を
塗装すれば水分が外壁材にまで染み込むことはありませんが、
塗装が劣化した時は水が外壁をも劣化させます。

だから、厚さが15mmしかないコンクリートのサイディングは
10年毎に塗り直す必要があるのです。

レンガ積みの輸入住宅が、100年もの耐久性があるのは
こんなところからも分かります。