北米では、ダブルシンクが主流です | 住まいと環境~手づくり輸入住宅のホームメイド

住まいと環境~手づくり輸入住宅のホームメイド

名古屋で自然志向の本物の輸入住宅を造りたいと思って、カナダから外壁用レンガ、ドライウォール用資材、バスタブ、キッチン・洗面キャビネット、水栓金具、自然素材等を輸入しているビルダーです。環境・アレルギー・アトピーの症状に配慮した家づくりを目指しています。


住まいと環境~手づくり輸入住宅のホームメイド-Kitchen_M



日本では大きなワンシンクというパターンがほぼ100%
を占めていますが、北米ではシンクが1つしかないキッチンは
見かけません。


彼らは、野菜や果物を水につけておいたり、汚れた食器を
お湯にさらしておいたりする為に、洗い場用のシンク以外に
もう1つ必要と考えているのです。


日本でも郡上のような水のきれいな場所では、果物を
湧き水に浸している光景が見られますし、汚れ物を
浸けおき洗いすれば、水道を過剰に使わなくても
早くきれいになりますよね。


そういう合理的な考え方が、何故か今の家庭にはなくなって
しまいました。もしかすると、キッチンメーカーが
そういったものを作らないからかも知れませんが・・・。


省エネやエコという観点から、こうした考えが増えてくると
いいと思います。


このシンクは、Kohler社製の白いホーロー。北米でも
こういったクラシックな素材でシンクを製造している
ところは、徐々に少なくなってきています。


キッチンの水栓金具は、Aquadis社製。クロスのツーハンドルと
鶴首の吐水口が一体型というデザインは、まさにオールドスタイル。


ほんと、最近はこんなデザインが少なくなりましたねぇ。


お掃除は比較的やりやすいんですけどね。


でも、カラーは、流行のつや消しニッケル。


そう、北米では、この色が今一番のトレンドかも知れません。


ただ、これもどちらかと言うと懐古的な色遣いと言えなくは
ないですよね。亜鉛のようないぶし銀は、どことなく懐かしさを
感じさせてくれる気がします。


白いカウンターに白いシンクもいいですが、黒いカウンターに
白いシンクだと、カチッとした輪郭が出ていいですねぇ。


こうやって、いろいろなパーツを組み合わせて、自分だけの
キッチンに仕上げられるというのも輸入住宅の魅力です。


というか、こんなことをいちいちやっているのは、自社で輸入
しているホームメイドだけかも知れないですが・・・・。