日々のちょっとした節約も大切ですが、実はもっと大きな効果を生むのが「固定費」の見直しです。
家賃・保険料・通信費・車関連費など、毎月自動で引き落とされるお金は一度契約すると放置しがち。
だからこそ“買わない選択”をするだけで、月5,000円削減なら年間6万円、1万円なら年間12万円と、
即効性のある節約が可能です。
1. 保険を「買わない」
日本人は保険好きと言われるほど、必要以上に多くの保険に加入しているケースが少なくありません。
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医療保険:公的医療保険制度で7割以上カバーされる
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生命保険:独身や子どもがいない場合、大きな保障は不要
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がん保険:先進医療特約など、必要最小限で十分
見直しのポイント
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自分のライフスタイルに本当に必要か確認する
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会社員なら傷病手当金・高額療養費制度があることを理解する
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「安心のため」と勧められても、不要なものは「買わない」
月1万円の保険料を削減できれば、年間12万円の節約です。
2. 車を「買わない」
ガソリン代・保険料・車検・駐車場など、車の維持費は年間50万円以上にもなります。
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都市部なら「カーシェア」や「レンタカー」で十分
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通勤に必須でなければ「車を持たない」という選択肢も
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車を「買わない」ことで一気に家計が軽くなる
「便利だから」「いつか使うから」という理由で所有しているなら、思い切って手放すことが大きな節約術です。
3. 通信費を「買わない」
大手キャリアのスマホ料金は月7,000〜10,000円が当たり前。でも格安SIMに乗り換えれば月2,000〜3,000円に抑えられます。
節約例
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大手キャリア 9,000円 → 格安SIM 3,000円
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差額6,000円 × 12か月 = 年間72,000円
「高い通信プラン」を買わないだけで、1年で7万円以上の節約になります。
4. 家を「買わない」選択肢
「持ち家が正解」と思っていませんか?実際にはローン・固定資産税・修繕費などを含めると、賃貸より高くつくケースもあります。
もちろん「買うべき人」もいますが、資産形成を優先するなら「無理に家を買わない」ことも賢い選択です。
5. サブスク型サービスを「買わない」
音楽・動画配信サービスだけでなく、洋服や家具のサブスクも増えています。「毎月払うのが当たり前」と思わせる仕組みですが、本当に必要でしょうか?
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半年以上使っていないサービスは解約
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「試しに入る」をやめる
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月額課金より必要な時にスポット購入の方が安い
小さな金額でも積み重なれば大きな差になります。
まとめ:固定費は「買わない勇気」で減らせる
固定費は「契約する時の判断」で未来の家計を大きく左右します。
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保険を買わない
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車を買わない
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高い通信プランを買わない
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無理なマイホームを買わない
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使わないサブスクを買わない
これだけで年間50万〜100万円の節約が現実になります。日々の節約にプラスして、固定費にメスを入れることこそが“買わない生活術”の本丸です。

