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輸入オーダーカーテンとインテリアリフォームのコーディネートショップホームデコアのブログです

                  

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縫製のこだわり

更新をだいぶ怠けておりましてすいません!久しぶりにブログ更新します!



当社では、大手ディベロッパーさんのモデルルームのお仕事をさせていただいております。

こちらは、そのリビングルームにレースのカーテンをお納めした事例です。

明るい白木のフローリングに合わせたナチュラルな素材感のインテリアはとても人気ですね!

その中でもカーテンは、インテリア全体のイメージの演出には特に大切なものです。

パールホワイトのシンプルな装飾レールに、オフホワイトのボイル地のレースを合わせました。

そして、シンプルな素材だからこそ、その縫製の良し悪しによって見栄えが違ってくるのです。



そこで、当社のちょっとした縫製のこだわりをご紹介しちゃいます!

こちらの写真は、カーテンを梱包から出したところの状態です。

カーテンのヒダに合わせて優しく折りたたんで、テープでまとまられています。



そして、もう一工夫。

たたみの折り返し部分には跡が残りにくいように、円柱上の紙管材を入れ、台紙を挟んであります。

こうすることによって、実際に解いてレールにかけた時に美しいヒダによる美しいカーテンが現れるのです。

当社の縫製仕様は、オートメーションによる大きな工場生産ではなく、一点々丁寧に職人さんが縫い上げています。

些細なことですが、こう言った丁寧な仕事が、美しいカーテンとなって表現され、お客様に喜んでいただけると信じています。



私たちは、仕事で毎日見ているので、より一層こだわりは強くなってしまします。

装飾レールの取り付け高さによる外からの見え方。裾のウェイトロック仕上げの美しいウェーブの見え方。

芯地やフックの種類や仕様。房かけの取付け位置やアクセサリー類の使い方など・・・。

日々研究を重ねて、より良い製品をお客様にお届けできるように努力していきます。

そして・・・ 私のブログは以下に引っ越しすることになりました。
是非こちらをご覧下さい。

プリムエトフ

またこのブログはスタッフが引き継ぐことになりました。

ホームデコア

こちらも合わせて今後ともよろしくお願いいたします!!



カレー屋さんのカーテン

いや~暑いですね! 関東地方に続いて東北地方も梅雨明けしましたね!

皆さん くれぐれも体調には気を付けてお過ごし下さいね!

さて今回は、飲食店 カレー屋さんにお取付したカーテンの施工例をご紹介します。

オーナーさんが当店近くのホームセンターの帰り道に、ふらっと立ち寄られたのが切欠でした。

店舗改装の工事をご自分でされていて、塗料を買いにホームセンターに行かれたのでした。

インドを何度も訪れているインドフリークのオーナーさんのイメージに答えるべくご提案したのがこんな感じです。



ご自分で塗装されたパープルの壁面と、カレーのイメージのイエローゴールドのサテンの生地のコントラストが微妙にマッチしていますよね!



店舗には付き物の非常用の排煙窓になっていて、窓枠の内側に操作の為のクランクレバーが付いています。

その為、ブラインドやカーテンレールも取付けられません。

そして考えたのが、窓枠の内側に真鍮のポールを両サイドで受けて取り付け、ハトメスタイルのカーテンに仕立てました。

丁度 テーブルと隣接しているので、なるべく出っ張らないように窓枠の内側に納める効果もあるのです。



もう一つ、アクセントにカーテンの裾部にビーズのフリンジを取り付けました。

何だか中近東っぽくて、それらしく見えますよね!



排煙様の窓にはテンションポール上下に付けて、ロッドポケットスタイルにしました。

これでしたら、傾けても落ちないし、目かくしや日よけの効果も得られます。

壁にはオーナーさんがインドを旅した時に購入されたタペストリーが掛けられ、雰囲気を引き立てています。

オーナーさんにもとても喜んでいただきました。

手作りでお店を手がけられていたオーナーさんのお手伝いが出来て、私たち自身とても楽しく仕事をさせて頂きました。

今度、カレーをいただきに伺いますね!


カーテンの素材について

【素材について】

カーテン生地に使用される素材(繊維)は、洗濯などで伸び縮みをするか、長時間の使用に耐えられるかといった基本的な性能に加え、装飾性の高さ、遮光性、防音・遮蔽性、保温、断熱性などさまざまな要素を考慮して選ばれます。



現在は、化学繊維の「ポリエステル」「アクリル」「レーヨン」が主流です。

しかし最近では天然繊維も見直され人気が出ています。

以下では、生地の繊維を構成する素地の特徴にといて比較してみました。

【化学繊維】

ポリエステル

長所 : カーテン繊維の主流。丈夫で扱いやすく、光沢感があり、手触りもよく、形態安定性、ドレープ性にも優れ いる。機能的には最も優れていると言える。

短所 : 帯電しやすいので汚れやすい。

アクリル

長所 : 非常に軽量で保温性が抜群である。かさ高性に優れ、発色が良い。帯電性が小さく吸水性も少ないために汚れがつきにくいという特色がある。

短所 : 熱に弱くて燃えやすい。後処理で防炎加工が出来ない。

レーヨン
長所 : 染色性、吸湿性に優れ、ドレープ性にも優れている。なじみやすいことから、混紡・交織として使用されることが多い。

短所 : 耐久性が低い。水に弱く縮みやすい。

【天然繊維】

綿(コットン)

長所 : 丈夫で染色性に優れる。肌触りが良く、吸湿性、適度な保温性がある。

短所 : 縮みやすく、シワになりやすい。太陽光に黄変し、紫外線に対し劣化しやすい。



麻(リネン)

長所 : 耐水性、耐熱性、吸水性、透湿性、通気性に優れる。

短所 : しわになりやすく、ドレープ性にかける。汚れは落ちやすいが、汗じみになりやすい。



絹(シルク)

長所 : 独特の優れた光沢感があり、ドレープも美しく発色性に優れる。帯電が起きにくい。

短所 : 高価で、寸法安定性と堅牢度が劣る。




重要なのは静電気の問題です。
自然素材は叩いたり、掃除機をかけたりすれば、ほとんどのホコリはきれいに除去されます。
ですから、洗濯が面倒な人は自然素材を選んだほうがいいですし、反対に洗濯しなければ気がすまない人は化学繊維をお薦めします。

ちなみに、レーヨン(ビスコース)は、原料も製造工程も自然素材と化学繊維の中間的なので、特性も中間的になります。

現在では、単独のレーヨン100%で使われている生地はほとんどなく、綿やポリエステルに混色されているので、その混色される繊維によってその生地の特性が決まります。



店頭で何の説明もなく、ウォッシャブルのカーテンとそうでないものが掛かっていたら、ほとんどの方がウォッシャブルのカーテンを選ぶと思いますが、そうでない自然素材にも良いところがたくさんあります。

カーテンを選ぶときには、是非 素材にも注目してみて下さい。

天然素材は、季節の湿度や気温の変化によって織物自体の伸縮はありますが、それもまた魅力の一つだと思います。

内装材の珪藻土や和紙などの紙質の素材、無垢の床材と同じく呼吸する素材として室内の湿度も調節してくれるのです。

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ヨーロッパでは、ドイツを中心に「パッシブハウス」が普及しています。



「パッシブハウス」とは、厚い壁で断熱し、最新の換気システムによって空気を循環させることで熱回収率を上げ、南面の開口を大きく取り、より多くの太陽を取り入れ、3重ガラスサッシで機密性を高めることで、電気、オイル、ガスなどのエネルギーの消費を抑えた最先端の省エネ住宅のことです。

こうした「パッシブハウス」で大きな役割を担うのが天然素材のカーテンなのです。

天然素材は、まるで生き物のように空気や熱、湿気を吸着し、蓄積し、吐き出し、室内の温・湿を調整してくれるからです。



また、天然素材の触り心地は何より、人に安らぎを与えてくれます。

さらに、その色合や風合いは、インテリアと人とを無理なく結びつけてくれる優しい空間を演出してくれます。

カーテンの色について その5

『茶のイメージ』



大地・安定・安全・落ち着き・安らぎ・くつろぎ・安心・茶は暖かみや居心地の良さを感じさせる色です。



①茶色は自然の安定したイメージがあり、インテリアのベースカラーとしては欠かせない色です。



②濃い茶色は、クラシックで高級な印象作りに欠かせない色であるが、全体の面積を考えて、家具やファブリックに使用すれば、トータルなイメージが表現できます。



③大地のイメージである茶色の中でも、明るくて薄い茶色をベースカラーにすれば、ナチュラルで穏やかなインテリア空間となります。





続いては、 『素材の話』 です

カーテンの色について その4

『ピンクのイメージ』



優しさ・幸福・育むような・親切な・穏やかな・思いやり・甘さ・ピンクは情緒を安定させ、心を穏やかにしてくれる色です。



①ピーチ系のピンクは、白熱灯と調和し、人当たりの良さを感じさせる。やわらかな温もり感は、心地よさを演出したい場所に適しています。



②ピンクは暖色系なので、光の射さない廊下や洗面所などには向いていますが、場所にあわせた濃度の調整が必要です。



③白や黄みの含まれ具合で変化します。オレンジ系ではピーチ。赤系はパステルピンク。赤紫系ではオーキッドやモーブと言ったように印象度が変わります。



④オレンジ系に近いピンクには普段着の親しみやすさと温かみがあり、カジュアルな親近感を与えます。

次回は 『茶・ナチュラルのイメージ』 です。

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