「わがまま」と「そのまま」(その2) | あっこちゃんの「あ〜人生はすべてぬちぐすい」ブログ

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セラピスト細川明子の日々いろいろ人生いろいろ。
日々いろいろ人生いろいろあるけれど、ぜんぶが命の薬(ぬちぐすい)なんだよね。



こんな気持ちがある自分を認める。
 

そんな自分を認められない自分も認める。
 

そうやって
どこからでもいいので
自分を認めることで
自分に対して
ちょっとゆるくなってきたりします。
 

 
これは
心の中の小さな子供、インナーチャイルドを認めることにつながっていきます。
 

子供の頃
そうやって
どんな自分でも認めてもらいたかったんじゃないかなあ。
 
 
  

でも
そんなこと認めたら
やりたい放題になって
むちゃくちゃになっちゃうんじゃないか、
 

どんどんわがままになっちゃうんじゃないか、
と心配が出てきたりしますよね。
 

そんな声もよく聞きます。
 
 
 

「わがまま」って何でしょうね。
 
 

「わがまま」と「そのまま」の違いって知ってますか。
 
 
 

「わがまま」って
前提として必ず「抑圧」があります。
 

「抑圧」って押さえ込んでいることです。
 

気持ちを押さえ込んでいる
思いを押さえ込んでいる
存在を押さえ込んでいる
 

押さえ込んでいるものはいろいろだけど
いちばん押さえ込んでいるのは
気持ちだったりします。
 
 
 

気持ちって
バネに似ているんですよね。
 

バネって
抑えれば抑えるほど
ビヨーンって飛びます。
 

気持ちも同じで
抑えれば抑えるほど
ビヨーンどころか
バーーーーーーーンって飛び出る。
 

しかも
ある時突然に!
 

爆発するって感じです。
 

それが「わがまま」です。
  

余裕がないし
不安定なので
周りのことを考えることもできない。
自分のことで必死で
とても衝動的です。
 
 
  

でも「そのまま」は違います。
 

まず前提として「抑圧」がない。
 

そのままですからね。
圧がないんです。
 

だから余裕もあるし
安定している。
余裕があるから周りのことも気にすることができます。
けっして今すぐどうこうしなきゃ、とはならない。
またにしてみよう、
時間をかけてみようと思えたりします。
 
 
 

インナーチャイルドワークの考え方からすると
インナーチャイルドは「わがまま」だし
大人の自分は「そのまま」です。
 

インナーチャイルドは
「そのまま」を抑圧されてきた経験があるから
「わがまま」なんです。
 

だから
大人の自分で
そんな「わがまま」も「そのまま」として認めてあげるのが
インナーチャイルドワークなんですね。
 
 

そうすると
そこにはもう「抑圧」がないので
インナーチャイルドは安心します。
ホッとするのです。
  
 

そうしたらもう
衝動的に感情を爆発させることもないし
恐れてたむちゃくちゃな状態になんてなりません。
  
 

そうすることで
どんな感情もしっかり受け止められる
大人としての自分を感じることができます。
 
 

インナーチャイルドワークは
そんな「大人の自分」を自分の中に
しっかり存在させていくことなんですよ。
 
  
 

 
 
今の状況の中
「大人の自分」を自分の中に感じているのは
とても大事だと思います。
 

例えば
たくさんの情報が飛び交う中
「大人の自分」で何を選択するのか、
 

行動などが制限される中
「大人の自分」は自分の行動にどう責任を負おうとするのか、
 
 

そうすることで
「大人の自分」は自分の中に
より確かなものとして感じられるようになります。

 
  

そうやって
それぞれの人がやれるところから
この状況に向かい合うことは
少しでも早い収束につながると
私は思うのです。

  

ウイルスより怖いのは
ひとの心、
特に不安や恐怖心じゃないでしょうか。
 
  

あなたの中の「大人の自分」を見つけるためにも
どこからでもいいから
自分を認めることをしませんか。
 

どんな気持ちがあっても
それが自分です。
 

そんな気持ちを持っている自分を認められなかったら
そんな自分を認めてあげてください。
 
 
 

「大人の自分」でいることは
必ずホッとできますよ。
落ち着きますよ。
 

だって
私たち
大人ですからね。
 

そのままです。
 
 
 

*もしこれを読んで、なるほどなあと感じたらシェアしてください。この状況の中で、ひとり一人が少しでも心穏やかに過ごすことが、なるべく早い収束に向かうことになると思います。そのための小さいヒントになればいいなと思っています。