なんだか、久しぶりに書きます。
最近はずっと
来年から始めるコースの準備のため
忙しい。
忙しい、と聞くと
大変そうに思われるかもしれないけど、
これが
とても楽しい。
先月、師匠トリシアに会ったとき、
来年から
前世療法とインナーチャイルドワークのセラピストを育てることにした、
と報告したら、
これまでのテキストを使っていいと言ってもらった。
ものすごく嬉しかったけど、
私のテキストは
書き込みだらけ。
う〜ん、どうしよう、
だれかに頼んで
打ち直してもらうか、と思って、
あらためてテキストを見たら、
これがなんと、
ものすごく深い内容だったことに気づいた。
もともとトリシアは、
テキスト通りに授業なんてやらなかったし、
とにかく「使えるため」には、
知識ではなくて実践！
しかも自分自身のワークが一番大事！って授業だったから、
あまりテキストを使わなかった。
だから、あまりテキストを見ていなかった。
今回あらためてよく見てみたら、
なになに、これってものすごく深い内容だわ、
と、気づいた。
だから、
自分で打ち直すことにした。
これが
むちゃくちゃおもしろい。
今ずっと実践ばかりしている私にとっては、
あらためて確認することだらけ。
まるで
持っていたお宝がすごいものだとは知っていたけど、
えっ？そんなにすごいものだったんですか！
認識以上でした！
って感じ。
他のひとにやらせないで
本当によかった。
前世療法の部分だけで
９０ページ近くある。
たぶん考えようによっては
とてつもなくめんどくさいことだったと思う。
でも
その内容の価値がよくわかる今の自分だからこそ
むちゃくちゃ楽しくできた。
時間さえあったら
パソコンに向かっていた。
もう、やめられないとまらない「カッパエビセン」状態。
もうすでに
自分の一部になっているものを
あらためて言葉として
理論として
捉え直すのは
本当におもしろい。
オイリュトミーの勉強も
自分の一部になってから
シュタイナーの本を読んだりした。
そして医学的な知識も学んだ。
すでに自分の一部になっているものが
ただ言語化されただけなので
すごくよくわかるし、
より納得いく。
子どもが無邪気に興味を持ったものが
大人になってから
じつはこういう仕組みになっていたんだと知って
いろんなことが
まるでパズルが完成するように
つながっていくワクワク感みたい。
もちろん知識から入るひともいるだろうが
私はそうできない。
そういう意味では
私はアホだなと思う。
でもアホでよかった！
こんなにもおもしろいことが待っている！
前世療法なんて聞くと
「あやしい」とか
「信じられない」とか
思うひともいるだろう。
トリシアに教えてもらった前世療法は
ぜんぜんあやしくない。
とてもはっきりしていて
理論的で
ぜんぜんあいまいじゃない。
今回テキストを復習してみて
あらためてよくわかった。
あいまいだと
セラピーにはならない。
ただでさえあいまいな世界や人生や人間や心や現実や未来だから
みんな悩んだり苦しんだりしている。
これ以上あいまいものは
いらないだろう。
欲しいのは
理解とか
納得とか
軸とか
しっかりした拠り所になるもの。
しかも
それは自分の中に！
しっかりしたものを他のひとに求めると
それは
よりあいまいなものになる。
関係というのは
いつも流動的で
あいまいだ。
だから
自分の中に
しっかりとしたものが
あるといい。
それがしっかりと
そしてはっきりすると
大きなもの、
たとえば
世界とか
宇宙とか
未来とか
運命とかに
やっとまかせられるようになるんじゃないかな。
大きな大きな
自分の力じゃどうしようもないものの存在を感じられるようになるんじゃないかな。
それに
やっとまかせられるようになると
楽だ。
そして
楽しい。
それを目指さないか。
私はずっと
それを求め
目指してきたんだな。
