孤独と孤独感は、違う。 | あっこちゃんの「あ〜人生はすべてぬちぐすい」ブログ

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セラピスト細川明子の日々いろいろ人生いろいろ。
日々いろいろ人生いろいろあるけれど、ぜんぶが命の薬(ぬちぐすい)なんだよね。

「孤独」と「孤独感」は、違う。

 

今までたくさんの患者さんたちに教えてもらった。

 

よく言われるように

しょせんみんな、孤独だ。

 

ひとりで自分の人生を生きていくしかないし、

ひとりで自分を抱えていくしかない。

 

生まれたのもひとりだし、

死ぬときもひとりだ。

 

そう聞いて、

かつては

「そりゃそうだけど、

それってなんだか、とてもさみしいし、

すごくキツイ!」って思ってた。

 

 

 

 

 

病気のひとは、

どれだけ家族や医者や理解あるサポーターがまわりにいても

やっぱり病気は、自分で引き受けるしかない。

 

死に向かうひとは

どれだけ家族や医者や理解あるサポーターがそばにいても

やっぱり死は、自分で向かうしかない。

 

そんな中で

「孤独」と「孤独感」は違うって

たくさん教えてもらった。

 

「ひとり」と「ひとりぼっち」も違うのだ。

 

 

 

 

 

「孤独」は、

自分で自ら引き受けるもの。

引き受けると

ものすごいエネルギーが溢れ出す。

 

引き受けるのに

勇気がいる場合もあるし、

引き受けたら

勇気が出てくる場合もある。

 

引き受けるのに

覚悟がいる場合もあるし、

引き受けたら

覚悟ができる場合もある。

 

 

 

 

「孤独感」は、

言葉の通り、陥るもの。

 

陥ると

どんどん落ちていってしまう。

 

まるで

底なし沼にどんどん吸い込まれていくように感じる人もいるだろう。

 

 

 

 

 

 

「孤独感」に陥るのと

「孤独」を引き受けるのは、

まったく違うのだ。

 

「孤独感」に陥らないためにも

「孤独」をしっかり引き受ける必要がある。

 

 

 

 

 

「孤独」を引き受けたひとは、強い。

 

ものすごく強い。

 

 

 

 

私たちは、孤独だ。

 

だから

ひとりでは無理、で当たり前。

だれかが必要。

だから、

寄り添いあったり、

助け合ったり、

支えあったりしなきゃ、やっていけない。

 

 

 

 

 

「孤独感」に陥らないために。

「孤独」を引き受けて、

「孤独」同士で

いっしょにいよう。

 

 

 

いっしょにやっていこう。

 

 

 

 

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