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2011/05/30

夕方の空の色

沈んでいく太陽

ぽっかり浮かんだ

赤く染まった雲

ひとつずつ消えていく

空に溶けていくように

透明に近づくように


あいまいな空の色

太陽はかくれんぼ

街を見おろすように

浮かんだ赤い風船

灰色の世界に

色を足していくように

夢を乗せてゆくように




Sing Along

君さえいなければ

僕は歌っていられたのに


存在自体が憂鬱

消えてしまえばいい なんて

子供みたいなことを

本気で思ってしまったんだ



君がそんな目をするから

僕はおかしくなってしまったよ


世界の終わりが見える丘で

君の影を見たんだ

そんなつもりもないのに

振り向くことも忘れて



僕は生きるよ

雑草のように

踏みにじられても

世界は美しいんだって

歌ってやるんだ

前を見なよ



君さえいれば

何も怖いものはなかったのに


信じたいのは自分だけ

いつもおびえた目をして

強くもないものに

噛み付いたりして



涙さえも枯れて

蜃気楼の中へ消えてゆく


いなくなってもいいなんて

さみしいだけなんて嘘

本当はどうだっていい

悲しさも喜びに変えていく



僕は信じるよ

丸呑みにして

傷ついてばかりでも

世界は繋がっているんだって

歌い続けるよ

空を仰いで



傷つけ合い

それでもまた愛していける



僕は進むよ

見えない明日に

何が起ころうとも

世界は美しいんだって

歌い続けるよ

歌い続けるよ




Table Story

いつまでも夢の中にいるわたし

グレープフルーツジュースの海に落っこちた

お砂糖すこし足りないみたい

もう泳げないよ


沈んだわたし 現実に戻れない

ねぇ まるいスプーンですくってみせて

あなたのお腹の中 あたたかそう

でも食べないでね


甘い甘いケーキ 一緒に食べるの

赤い赤いイチゴは上手に半分こ



夢の中では三日月と太陽

対になって踊り出すよ ステップ踏んで

月は満ちて満月になった

また昇れるかな


コップの底 小さくなったわたし

うんと背伸びをしても届かない 月と太陽

君は落ちる流れ星のよう

輝きを忘れて


長い長い夜 一緒に踊ろう

浅い浅い夢 いつも見てるよ