一人息子・凸凹君の、発達障害や不登校やお勉強のことを書いているブログです。

 


こんにちは、凸凹君のママです。
凸凹君、朝から癇癪を起こしました泣き笑い
 

 

今朝、学校の宿題の漢字ドリルをやっていたんですね。
①見本の漢字をなぞる、②例文を書き写す、という練習帳みたいなドリルです。
書字が苦手な凸凹君にとっては大変な宿題ですが、それでも1日1ページずつを目標に、がんばって進めています。


そこで、ちょっとした問題が発生しました。
 

 

 

 

 

 


「・・・入らないよ!ガーンハッ

なんと、例文どおり書き写していったつもりが、用意されたマスに入りきらなくなったのです。

 

はい、コレが原因でした。

たったこれだけのことなんです。
しかし、凸凹君にとっては許容しがたい&どうしていいかわからない事態だったらしく、パニック発生!えーんスター
私なんかは「え?そんなの下にはみ出して書けばいいじゃん」とか思っちゃうんですが泣き笑い


自閉症の癇癪・パニックというと

「ワーッ!ワーーーーッ!!びっくり

と騒ぐイメージが強いかもしれませんが、凸凹君の場合はシクシク泣いちゃう感じの「静かな癇癪」のときもあります。
どちらにしても強く湧いた感情を処理しきれなくなっているのかなと想像しますが、それにしても「書き写しでマスが足りなくなった」レベルの出来事でも落ち着くまで10分、15分とかかるのは、本当に困りものですアセアセ
そりゃあ、「発達障害は生き辛い」と言われるよね泣き笑い笑い泣き

凸凹君が落ち着いてから一緒に確認したところ、「行末の句読点は行末の文字と一緒に最後のマス書く」という原稿用紙に書くときのルールで書けばよかったようです。

行末に「。」が2行続いていたんですよ。

まさに「。。が原因」(笑)
あとで律儀にちゃんと書き直していました。

 

凸凹君の場合、落ち着けばなんてことはないんです。

落ち着いてから正しい方法がわかれば、「ああ、そういうことか」とすんなり受け入れられることが多いです。
はみ出して書くのは許せなかったみたいだけど(笑)

 

 

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去年放送されたドラマ「ライオンの隠れ家」で、自閉スペクトラム症の青年・みっくん(美路人)役の俳優さんの演技が「リアルだ」と話題になっていましたね。


ドラマの中で、みっくんは自閉スペクトラム症(ASD)のわかりやすい例として描かれていたように思います。
ASDも十人十色で特性の出方も強さも人それぞれですが、みっくんのような人も確かにいますよね。
特に身近に似たタイプがいると、パニックのシーンなどは見ていて辛くなっちゃう人もいるんじゃないかタラーと心配になるくらい、上手く表現されていたように思います。


パニックになるシーンでは、みっくんは自分なりの対処法を身に付けている様子も描かれていました。

  • ゴーグルをつける
  • 耳を塞ぐ
  • ライオンの種類名を呪文のように唱える「○○ライオン、××ライオン・・・」

などなど。

フツーの人でも、焦ったときに「深呼吸をする」といった簡単なことから、人前に出る前に「手のひらに『人』と書いて飲みこむ」なんておまじない的なことまで、自分なりの「落ち着く方法」があると思います。

凸凹君の場合、今のところ一番有効なのが「ママにくっつく」らしいので、何かあるたびに抱っこしにきます泣き笑い
少し前までは「でっかいエケチェン」と思っていましたが、最近はもはや「子泣きじじい」です魂

どんどん重くなるぅ~アセアセ

 

 

先日のおまつりイベントの記事↓でも少し触れましたが、凸凹君の(母子)分離不安はママと離れること自体への不安よりも、いざというときにママがいない(=落ち着く方法がない、ヘルプがだせない)と困るという不安の方が大きいらしいです。

 

 


自分なりのものでも方法でもいいから、早く「ママの代わり」を見つけられるといいのですが泣き笑いねー

 


 

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