こんにちは、凸凹君のママです。
凸凹君と一緒に読んだ本の中に「情報は多面体」というフレーズがありました。


凸凹君が夏休みに読んだ本 17
私が先に一読して、その後二人で一緒に読みました。
子ども向けにわかりやすく書かれていますが、時代背景や過去の事件等については多少補足してあげた方が、より理解しやすいかと思います。
タイトルに「フェイクニュース」とありますが、完全に意図されたフェイクだけでなく、公正中立とされている新聞記事やニュースも鵜呑みにしてはいけないという、当たり前だけれどとても大事なことが書かれていました。
事実はひとつだとしても、それをニュースや記事にする際にどこから見るかやどこを切り取るか、どう見せるかで伝わり方や印象が変わります。
そこには誰かしらの意図が介在しています。
フェイクではないけれど印象操作されているなんてものは、世の中にごまんとありますよね。
凸凹君には、それを見極めるのが重要だということを理解してほしいと思って、この本を勧めました。
ところで、年齢に限らず、情報を鵜呑みにしがちな人っていますよね。
提灯記事でも、素人の悪意のない嘘情報も、すぐ信じてしまうタイプの人です。
こういう人って、情報を一方向からしか見ないというか、そこに書いてあることが全てだと信じ込むというか。
ある意味、素直ないい人なのかもしれません。
まぁ、うちのパパがそうなんですが(笑)
凸凹君もその気があるので、ちょっと心配しています。
私は正反対で、ネットの情報も可能な範囲で裏取りしますし、あくまで一つの情報として頭に入れてはおきますが、本当は自分の見たものしか信じないタイプです(笑)
かわいくないBBAです。
最近は色々なものが「炎上」していますが、本当に炎上しても仕方がないと思うものもあれば、情報の切り取り方(見せ方)が下手だったり、その多面体の一部だけを見て批判している人がいるだけじゃない?的なケースも見受けられます。
でも右へ倣えで、情報の一面が切り取られて拡散され延焼してしまう。
怖い世の中ですね。
ブログでも、そこに書かれている絵や字面だけが全てだと受け止める層が一定数いるのか、アクセス数が多いブログにはアンチも多くいて、批判や誹謗中傷的なコメントがあったりするようです。
(一部のブログを除き)書かれていることがそもそも事実なのか誇張なのか虚構なのかも判断する術がない中で、わざわざそんな悪意のあるコメントを書く労力を費せるのがスゴイな~、と(笑)
端的に言うと「暇か!」ですネ。
毎日こんなブログを書いている私も同類かもですが。
でも、アンチが沸くブログって、確かにアンチが「イーッっ!!」ってなる気持ちもわかるな~っていうものもありますね、実際。
だからといって悪意のあるコメントをしていいわけではもちろんないですよ。
「イーッっ!!」っていう気持ちを楽しめない人は、アクセスしなければいいのに、という話です。
それにしても、絶妙にイライラさせつつも、ついまた次の記事を読みたくなるような中毒性のような何かがそこにはあって、意図的にやっているとしたらある意味スゴイ技術・才能だと思います。
意図的じゃないとしたら、もしかしたらリアルでも周囲の人を「イーッっ!!」とさせているのかな、とか。
そもそもそんな人はリアルにはいないのかも?
それならそれでいいじゃない、とか思っています。
勿論たいていのブログ(特に障害、育児やお受験系)は事実を基に書かれていると思いますし参考にさせていただく情報も多いですが、そこには大なり小なりブロガーさんの意識が反映されているでしょう。
でも、それこそがそのブログの味なので、それでいいのではないかと思っています。
一定のルールの基に、書くのも読むのも自由でしょう。
