一人息子・凸凹君の、発達障害や不登校やお勉強のことを書いているブログです。

 


こんにちは、凸凹君のママです。

先日、凸凹君の(主に不登校の)ことについて、精神科の医師に相談する機会がありました。

 

 

 

 

 

 

 

ASDには「ひとの気持ちが分からない」という特性があると言われますよね。

 

私はずっと「相手・他人の気持ちを想像することが苦手」という意味だと思っていたのですが、医師から「自分自身の気持ちもよく理解できていない」ケースもあるのだと教えてもらいました。

「ひとの気持ち」の「ひと(人)」には、本人も含まれているということでしょうか。

ASDは「やりたいことならできる」とか「こだわり」とか、わりと好き嫌いがはっきりしているようなイメージだったので、意外でした。

全ての感情が認識できないのではなく、部分的にということなのかもしれません。

 

まだ子どもだから自分の気持ちを上手く言葉で説明できないのではなく、そもそもよくわかっていないから説明できない可能性があるということですね。

その場合は大人になっても同じで、自分の気持ちを認識できないままだろうということでした。

そして認識はできていなくても、負の感情であればダメージは受けるのだそうです。

これは辛いですよね。

 

例えばですが。

凸凹君は学校を「嫌」だとは思っていないと言っていますし、登校時の様子を見ても、嫌だと感じているようには見えません。

しかし、実は何か嫌なことがあるのにそれを本人が「嫌だ」と認識できていないのだとしたら、「嫌ではないはずなのにその場にいるだけで心が疲れてしまう、なんでだろう?」と感じているというのも納得できます。

 

ただ、感情としては理解できなかったとしても、この先経験を積んでいけば、状況や結果から推察することはできるのではないかと思いました。

自分が苦手なものを論理的に理解して、うまく対処できる方法を身に付けていけたら、少しは生きやすくなれるのかもしれません。

 

 

 

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