みなさま、こんばんわ。

 

今日は、今いる広島について ちょっと書かせていただきたいと思います。

 

前職で、広島転勤になる前は、山口県の下関市におりました。

 

転勤族でしたので、いろいろな勤務地に住んでいましたが

 

(例えば、名古屋や千葉、東京などなど)

 

また、私は 趣味が 旅行でしたので プライベートでも

 

本当にいろんなところへ行きました。

 

下関から広島に転勤が決まった時は 正直 こわかったです。

 

なんとなく、で 言ってはいけませんが

 

当時 隣の席の先輩が 広島出身の方で

 

言葉もきついし、愛想わるいし、なんか いちいち冷たいし(笑)

 

言葉は特に ほんと 言って申し訳ありませんが

 

北九州市の山の方が 元夫の出身地だったのですが

 

似てる!

 

まず、言葉が キツイです。

 

あと、似てるのは 車の運転ルールだったり

 

のんびり 山口で 運転していた私には 最初(今もですが)

 

こわいですよー

 

まず、譲ってくれることなんて ありません(笑)

 

逆に 前の夫は 広島 ほんと 運転しやすい

 

(翻って 下関 まじ ありえん 的な…)

 

実際来てみて、やっぱり慣れるのには時間がかかりましたね。

 

みなさん、誤解はされないでくださいね。

 

ですが、のんびりしてる山口出身の私には 広島の人 話してて

 

怖かったです〜

 

「われ なんしとんじゃ〜」とか 

 

これに対して 「われ って 何よ!?!」って感じでした。

 

ですが、時間が経つうちに 少しは 慣れた というか

 

わかってきたことがあります。

 

広島の方 言葉きつくても 愛想わるく感じても

 

別に 機嫌悪かったり 怒ってたりするわけじゃ ないんですね。

 

それが 「ふつう」 なんです。

 

このことに気づくまで 時間かかりましたけど。

 

あとは、広島の方は 本当に 広島が大好き。

 

そんな方に多く出会います。

 

それは、すごいことだなぁ と思います。

 

特に 地元に愛着のない私には 広島の方の 広島愛には

 

頭が下がるような気持ちのする時もありますよ。

 

不思議です。

 

少し話は 外れますが、あとは 広島に来てみて

 

「ほかで見たことない〜」っていうような ものにも

 

出会ったりします。

 

最近 面白く感じたのは 広島西駅の近くに 掲示してあった看板。

 

内容が 濃い というか 独特〜 って思いました。

 

あくまで 一例ですが

 

看板の内容が

 

第71回 社会を明るくする運動

 

と、題して いわゆる 標語ですかね

 

『一人じゃない みんなで支える やり直し』

 

これを見て 私は さすが 広島。

 

普通なら 例えば「犯罪」を 未然に防ごう 

 

そんな趣旨の 標語なら ありきたりですが

 

広島は 違います。

 

犯罪を防ごう ではなく、

 

再犯をふせごう

 

なんです。

 

そう感じました。

 

広島クオリティだなぁ って。

 

でも、再犯を防ごう と、堂々と言える社会なんだとも思いました。

 

素晴らしいです。

 

現実を しっかり見ていて、かつ それを社会全体で 支えよう、と。

 

標語は どれも 多くは きれいごとです。

 

ですが やり直しを支えよう と言える社会

 

それが 広島なんだ、、、とそう感じました。

 

それが 広島の優しさであり、器のデカさなんだな、、、と。

 

正直、私は 広島が苦手でしたが、

 

このような 広島独特の優しさの文化に 触れて

 

広島への見方は 大きく変わりました。

 

戦後、何もなかったところから 人々が 助け合って生きてきた

 

それは、戦後であれば 広島に限ったことではないと思います。

 

ですが、その時の 人々の 優しさ、助け合いの精神は

 

広島独自の形で残っているんだと

 

垣間見たといっても過言ではありません。

 

人も同じだと思います。

 

苦しかった時は 助け合っていても

 

いつしか そのときの精神は 薄れていきます。

 

それが まさに いまなお 色濃く残っているのが

 

広島の文化なんだと感じました。

 

ここまできて 私は納得です。

 

最初、広島に来た時は ヨーロッパに行った時よりも

 

大きなカルチャーショックを受けることが 多々ありましたが

 

それは 広島という個性であり、優しさであり、あたたかさ なんだと。

 

広島の方が 広島愛の強いことにも 納得です。

 

先ほどの 標語の話に戻りますが、

 

人生のリスタート(再出発、再チャレンジ)を支えようと

 

公言できる 広島という町が 私は 好きになりました。

 

そして、なぜ 自分が今 広島にいるのか

 

その意味さえ なんとなく わかったような気がします。

 

私でも受け入れてくれる町なんだと。

 

この土地との 縁に 感謝しています。

 

リスタートを支えるとは 一度やニ度の失敗も 受け入れ

 

それでも、三度目の挑戦を 決して 否定しない

 

本当に 素晴らしいところです、広島は。

 

皆さん、もし 広島に来られた際は、

 

いろんな場面で 広島という土地の あたたかさを 感じてください。

 

評価してください。

 

いいところです、広島は!