遠賀川のジオラマを作ろうかな。 | 誉模型ブログ

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こんにちは、誉模型です。
クラウドファンディング返礼品である筑豊電鉄2000形の模型の設計が終わり、見積りと試作を待っている間、やることもないので、2000形の模型を飾るためのジオラマの設計をしました。

スケールは1/80、16.5mmです。
遠賀川橋梁の感田駅側です。
取材に行ったのが初夏で直方側は草が生い茂っており、うっかりスズメバチに遭遇しても嫌なので、比較的入りやすい感田駅側にしました。


ちょっと大きいので、鉄橋部分のみ450mmの短縮バージョンでも作成できるようにしようと思います。

いずれは遠賀川橋梁全部、そして筑豊直方駅につなげたいと思います。


航空写真と重ねてみました。
感田駅に向かって緩くカーブしています。
全く気付かず、最初は直線で描いてしまいました。
航空写真を元に、修正しました。

取材データを元に照らし合わせますが、計算が合わないところも多く難儀しました。
当然ながら計測できるところにも限界があり、写真を元に高さ方向のデータを作製しているので、ちょっと違うところもあります。

地形と橋脚の位置を確認、着色してみました。
写真を見るといろいろと気付かされて後から変更を加えることが多くなかなか思うように進めません。

感田側架線柱です。
四角錐台形です。

 


直方側です。
三角錐・・・。
ここから直方方面まではほぼこの形です。

架線柱描くのにほぼ一日使ってしまいました。


紆余曲折ありましたが、矛盾点をすり合わせて何とか形になりました。
感田側にコンクリート架線柱を追加しました。


ガイドレールと歩み板、鉄橋横のランエリアの追加をして概ね外観は終了です。
この後は素材を何にするか考えつつパーツにバラシていきます。


フフ・・
つい遊んでしまします。

ちなみに途切れているところから先の、川のある部分のスパンはガーター橋の形が違うので、このまま延長はできず、新規に作る必要があります。

現行はこんな感じなのですが、返礼品に2000形初期の仕様があるので、その時代の写真を参考にしつつ、旧仕様をイメージしたものも作りました。

色は赤。
鉄橋横のランボードがありません。
待避所はそのままです。
架線柱も若干違いがあるのですが、割愛しました。
感田側のコンクリート架線柱は木製だったかもしれません。
詳細な資料がないので、分かる範囲で作ってあります。

地形は現行と同じになっています。


2000形を乗せてみました。
ディスプレイ台として使うなら架線も再現しようか考えています。


手前味噌ですが、なかなかいい感じ。

次回は現行型にも電車を乗せてみます。


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