九月にはいりました

夜は虫が鳴いて少しだけ秋の気配を感じます

 

誰かに理由もなく妬まれたり、いじめられるのはつらいものです

 

 

その人に対して敵対心を持っていないのに不思議

私の父は心に問題がある難しい人です

ただ外の人に対しては、明るく、面白い冗談を言って好かれる別人なのです

若い頃の父は日本人ではないと言われるほどの美男子でした

その父に似たのか、私も色が白くハーフと間違えられる子供でした

だから嫌でも目立ってしまう

 

私は人がこわいです

人前でピアノを弾く時、手が震えてしまうくらい緊張します

 

見かけだけで勝手に好きになって近づいてくる男性もこわかった

ピアノのレッスンに通う電車の中では、いつも痴漢にあった

山手線は痴漢ばかりいる恐ろしい電車だった

 

 

芸能事務所を名乗るおじさんに名刺をもらった時、母は鬼の様に怒った

もちろん私も人前で何かをするなんて絶対にできない性格だった

 

小学校の転校生、裕美ちゃんは私をなんどもいじめてきた

 

クラスの男の子が私を好きになってくれたことが憎らしかったみたいだ

私に交換日記をしてほしいと言ってきた女の子に、私の悪口を言ったらしい

裕美ちゃんは大学生になったとき、私の高校の同級生と偶然サークルで

一緒になって、私が嫌な人間であるか(嘘)を同級生に告げたらしい

 

同級生は私に「けっこうひどいことしてたんだね」と言ってきた

ショックで何も言い訳できなかった

裕美ちゃんが意地悪な人だと言えなかった 

そういうことは言ってはいけないと信じていた

 

裕美ちゃんのことは可愛いから好きだった

だけど「転校生はさみしいから仲良くしてあげてくださいね」と

先生にいわれたから、自然に仲良くして一緒に遊んでとても気をつかっていた

なぜ裕美ちゃんにここまで嫌われるのかがわからなかった

 

なんども家で泣いた

ひどいことばかりされたから

裕美ちゃんは同じ町内に住んでいたから、近所の人たちに私の悪い噂をひろめた

裕美ちゃんの母親が溺愛していたから、そのおばさんも私の陰口を言っていた

 

あまりにもひどすぎるけれど

大人になってから、人間の妬み、嫉み、憎しみはとても恐ろしいものだとわかった

だから私は目立たないようにふるまっていた

 

世の中には心根の良くない人間も存在する

そういう人にいじめられてしまった経験は何度もある

 

中学担任からの支配と脅し

高校時代の担任からの虐待

大学時代の教授からの虐待

会社員時代のセクハラ

心が不安定だった時の夫からの暴力、

会社で後からのし上がった女の上司からのパワーハラスメント、

 

私はいつも泣いてばかりいた

 

戦わなかった

戦うすべをもっていなかった

 

良い人でいれば最後は人生の最後に、天国へいけると信じている

 

両親からの暴力、支配、荷物や手紙の閲覧、

いい子役をして一緒に両親と同じことを言う妹にも馬鹿にされている

禁止されていた漫画を内緒で買ったとき、妹にみつかり、

「先に読ませなければお母さんに言ってやる」と脅された

 

妹はとてもずるいところがある

結局母親に告げ口され、初めておこづかいを貯めて買った雑誌を

とりあげられてしまった

とても悲しかった

 

私は母の夢だったピアノを必死に練習しつづけて、母の期待に

こたえなくてはならない気持ちだったように感じる

遊ぶ時間も少なくしていつもピアノの練習ばかりしていた

好きな曲をアレンジして弾くことも禁止されてしまった

(クラシックの道から外れる? の様に厳しい先生から言われた)

 

音楽は音を楽しむことです

でも私にとってのピアノは、両親からの愛情をもらうための道具だったのかも

 

東京にある有名な音楽大学のピアノ科に無事入学したわたしは

友の裏切りによって苦しみの.4年間をすごすことになった

 

このことはまだ話せない

いまでも泣いてしまうから

 

この日記にもう少ししたら書いてみようと思っている

 

生きることはつらいことばかりだけれど

神はその人に乗り越えられない試練をお与えにならないと聖書に書いてある

 

身体がだるくて何もできない

悲しくて寝ていても夢でなみだがあふれる