関東甲信地方は、今日の夕方から夜のはじめ頃に、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる、という予報が出ています。
これから台風の季節ですね。
この先、大型台風が来て、避難するような事態になることが……あるかもしれません。
読者さんから質問をいただいたのですが、
避難をする際は、神棚のお鏡、おふだ、お守りなどは、持って出なくても大丈夫です。
というか、持ち出すために、布に包んだほうがいいのだろうかとか、下に置いてはいけないし……など、あれこれする時間がもったいないです。
避難する時は、サクッと避難します。
神様はそうすることを望んでいますし、置いていかれても問題ないのです。
神様は、お鏡、おふだに宿っていても、いざという時はサッと離れます。
ですので、まったく心配はいりません。
たとえ、神棚が壊れても、また最初から祀り直せばいいだけです。
仏壇の位牌はどうなのかと言いますと、位牌本人(ご先祖様や故人)からすると、置いていかれても問題ありません。
仏壇が壊れたり、土砂に埋まったりしたとしても、顔を出す場所が、お墓の1ヶ所になるだけです。
故人のほうは困ることはないのです。
ただ、位牌が失くなった場合、私たち、生きている人間が寂しく思う可能性はあります。
供養をしたいのに位牌がない、という状態だからです。
でも、この場合も、新しく位牌を作り、お寺に持っていって、開眼供養をすれば、その新しい位牌から、故人はまた顔を出せるようになります。
位牌も修復可能なのです。
ということで、私としての結論は、避難しなければいけない時は、神棚のことも仏壇のことも気にしない、です。
神棚のものも、仏壇のものも、持って出る必要はありません。
自分の命が最優先です。
どちらも修復が可能ですから、そこは心配いらないです。![]()











