どこかに書いたかもしれませんが、私は花粉症です。
4月に入ったあたりから症状がひどくなり、ゴールデンウィークを過ぎる頃に収まります。
この時期、くしゃみ連発で、たまに鼻水が一気にたらーっと流れたりもします。
薬を飲めばマシになるのでしょうが、薬は飲んでいません。
というか、病院に行っておりません。
行くのが面倒くさいし、ま、1ヶ月我慢すれば治るしな、と思っています。
元夫の花粉症は、2~3月がピークです。
その時期に元夫んちに行ったら、歩く時に気をつけなければなりません。
過去に一度ですが、謎の水滴……というか、床に小さな水たまりがあったのです。
「ここ、水が落ちてるよ」
「ああ、それ、鼻水や」
「えっ! 鼻水! なんでここに?」
「いきなりスルスルーッと出てな、そのまま落ちたねん」
「ええーっ!」
拭いといてよ~、と思いましたが、私がティッシュで拭きました。
前々回の記事で、革製品の話が出たため、元夫がお財布を買ってくれた記事を貼ったのですが、「最近、元夫さんの話題がなくて心配しています」というメッセージが数通届きました。
元夫、元気にしています。
某企業の本社に勤務しているのですが、トントン拍子に出世して(ダキニ天さんと将門さんのおかげで、です)、不思議なことに、それなりの人になってきました。
性格が大らかになり、少々のことでムカつくことはなく、思慮深い人になっているのです。
で、会社では、人のことを絶対に悪く言わないよう気をつけているそうです。
しかし、もとがおしゃべりな人です。
ですので、会社であったことは全部、私に話しています。
会うとまず、この1週間会社で何があったのか、から始まります。(週のなかばで電話をかけてきて、2時間くらい話すこともフツーにあります)
これがですね、長いのです……。
途中で仕事内容の説明とかも入れますし、人間関係は本社だけでなく、支店もからんでいるため、延々と続きます。
全部、話し終えるとスッキリするのか、次は大好きな格闘技の話になります。
私は格闘技にまったく興味がないのですが、必死で聞いています。
というのは、2時間ほど元夫に肩もみをしてもらわなければ、次の1週間、体調がよくないからです。
なので、元夫が機嫌よく肩もみができるように、じょうずに相槌を打ちながら聞いている、というわけです。
上機嫌になると時間を忘れてしゃべるため、2時間以上もんでくれることがあります。
ですから、ふむふむと覚えながら聞いています。
次に会った時に「先週、こうだったよね」と言うと、「せやねん!」と、そこから勢いづいて、テンション高くしゃべってくれます。
テンションが高いと、2時間以上るんるんでしゃべるため、その間、肩もみもせっせと継続してやってくれる、というわけです。
武尊さんと那須川天心さんの試合あたりからレクチャーが始まったので、その後のおふたりの活躍、
朝倉未来さんと平本蓮さんとのあれこれ、ヤーマンさんの恋のお話ほか、多くの格闘家のことを話すので、私も詳しいところまで知っています。
元夫はボクシングも好きなので、井上尚弥さんや井岡一翔さんが試合をすると、試合の動画を私に見せながら解説します。
魔裟斗さんの話もよくしています。
魔裟斗さんの YouTube で、83歳の男性の方が、今も現役でトレーニングしている動画を見せてくれたことがあります。
この時は、「人間ってすごいな!」と、感動しました。
努力はちゃんと実を結ぶのだ、ということをしみじみと思いました。
ちなみに、元夫が一番応援しているのは、シュートボクシングの海人さんです。
格闘技の話が一段落すると、音楽の話や、パソコンの話へとつながっていき……
とまあ、会った時はこのような感じです。
異動の季節になると、会社の話だけで1日が終わります。
「◯◯さん、降格で地方に飛ばされるねん」
「え! むっちゃ仕事ができる人なのに?」
「新しく来る△△部長に嫌われてるねん。4月から肩書きなしやで。平社員や」(◯◯さんは、△△部の下の部の部長なので、△△部長の部下です。ややこしいのですが〜)
「えーっ! 部長から平社員とかあるん?」
「普通にあるねんな~」
「えええーっ! 」
と、このように驚くこともあれば、地方に飛ばされていた人がいきなり部長となって本社に返り咲くこともあります。
部長の上にもいくつかの役職があるので、上が変わると、下がガラッと変わるそうです。
こないだまで窓際族で、そのまま出向になるのでは? と思われていた人が、上が変わって、いきなり多くの部下をまとめる役職についたりとか、それはもう驚きの人事があったりするわけです。
会社員ではない私には、どの話も新鮮ですから、興味深く聞いています。
元夫が思慮深くなったおかげで、以前のようにお互いがアホ丸出しでケンカをすることが少なくなりました。(それでもたまにありますが)
元夫は、時折体調を崩したりもしていますが、入院とまではいかず、このように元気に頑張っています。