日々、質問を多くもらうのですが、同じような内容の質問が、立て続けに届くことがあります。
今回は短期間に集中して来た質問についてです。
血のつながりがない人、たとえば、友人や会社の関係者、親族でも血のつながりがない人など、
そのような人のお通夜やお葬式に参列したら、喪は7日です。
この7日というのは、神様に直接聞いた期間です。
神様が、参拝を遠慮してほしい、と思っている日数です。
ですから、宗教によっては、喪の期間が違う、ということがあると思います。
その場合、どちらに従うのかは、ご本人の判断でかまわないので、悩まなくても大丈夫です。
話を戻しまして……
喪の日数ですが、ご遺体に接した日はカウントしません。
なので、お通夜に参列したら、翌日からカウントします。
お葬式にも出るのなら、ご遺体に接した日は入れませんから、その翌日が1日目です。
神棚があるお宅は、喪があけるまで、神棚に目隠しをします。
一番望ましい隠し方は、さらしのような白い布(木綿じゃなくてもオーケーです)で、ぐるりと『神棚』全体を隠すことです。
押しピンなどで、天井に布を固定し、カーテンのように囲みます。
布で囲む前に、お社の扉は閉めておきます。
そこまで長い布がない、となったら、『お社』のまわりだけをぐるりと隠してもかまいません。
どうしても、囲いができるような長い布がない、という場合は、半紙をお社の前に置いて、前面を隠します。
ただし、これはあまりおすすめではありません。
簡易すぎるからです。
できれば、しっかりと囲うことをおすすめします。(あらかじめ長い布を買っておけば、あわてなくていいかも? です。)
喪の間は、神棚を隠したままで、手は合わせません。
お供え物もしません。
神社にも行きません。
8日目に神棚の囲いを取るのは、太陽が昇ってからです。
おふだ、お守りに関しては、隠さなくても大丈夫です。
ただ、眷属が宿っているかも?
見まわりに来た眷属が、その時にこのおふだに宿ってくれているかも?
というのであれば、隠したほうがいいです。
おふだはさらしで巻く必要はなく、半紙でぐるりと包めばオーケーです。