多くの日本人は、亡くなったら「成仏」しなければいけない、ということを知っています。

 

たとえ、苦しみがまったくない幽霊だったとしても、幽霊のままでいてはいけない、とわかっています。

 

成仏して、あちらの世界に帰らなければいけないことを理解している人が多いので、死んだあと、長々と「死んだ人間として」地上にいることはありません。

 

けれど、海外では事情がちょっと違っています。

 

死んでから何百年もたっているのに、いまだに地上にいる人が存在するのです。

 

成仏の認識がないためです。

 

特にヨーロッパには、このような〝人霊〟が多くいて、その人霊の存在が〝強い〟のが特徴です。

 

地上にいるといっても、街なかをフラフラしていることはなく、多くは教会や古城などにいます。

 

海外の教会の多くは地下にお墓があり、地下に行くと霊気が充満しているところがあります。

 

霊気は神様やキリストとは関係がありません。

 

地下に埋葬されている人々が放つものだからです。

 

ですから、漂っているのは地下だけです。

 

地下、もしくは教会の1階部分に、お墓があっても、霊気はゼロという教会もあります。

 

埋葬されている人がすでに成仏して、あちらの世界に帰っていれば、教会には存在しないため、そのような教会は霊気がゼロなのです。

 

教会にいる人霊は、幽霊を卒業しているものの、高級霊にはなっていません。

 

しかし、亡くなってから長い時間がたっているので、多少の力は使えます。

 

古城にいるのは、そのお城の持ち主だったり、住んでいた人だったりします。

 

この場合、肖像画に宿っていることが多いです。

 

海外にはこのように、古い時代の人霊がいて、しかもその人霊の存在がしっかりとしたものなので、独特な世界ができています。

 

人霊の中には教会に来た人間の祈りを聞き、願いを叶えたり救ったりと、手を差し伸べているものもいます。

 

これらの行為は修行になるので、それで力がついていたりします。

 

本来なら修行により少しずつ高級霊に近づいてはいくはずなのですが、高級霊になれない人が多いのは……

 

身分が高かった人はプライドが高く、画家だった人をはじめ、大きなことを成し遂げた人は死んでもなお特権階級意識を持っているからです。

 

人霊としてこの世に残るくらいですから、全員気が強くて、自信家でもあります。

 

いつまでも人間のそういう部分を手放さないので、アクが強いのです。

 

けれど、全員、自分たちの立場はわかっているため、埋葬された場所ではないところで我がもの顔に振る舞うことはありません。

 

ほとんどは地下にいます。

 

幽霊ではありませんから、人間に憑くこともないです。

 

霊気を浴びて体調が悪くなったとしても、その場を離れれば治ります。

 

人間にとって害のない存在と言えます。

 

※続きます。ニコニコ

 

 

 

 

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