私のブログには、日々、読者さんからメッセージが届きます。
この「メッセージ」というのは、アメブロの機能のひとつです。
アメブロに登録していれば、簡単にメッセージを送信することができます。
たまに「ブログを見にきて下さい」と、メッセージにブログのURLを貼っている方がおられますが、差出人のところをクリックすると、その方のブログに行くようになっているので、URLは貼らなくても大丈夫です。
メッセージは便利な機能ですが、写真を添付することができません。
なので、私に写真を見せて下さる方は、ご自分のブログに写真をアップしています。
(「アメンバー限定記事」にすると見ることができませんので、ご注意下さい)
そのような方法で、時々、いろんな読者さんから写真を見せてもらっているのですが、私にとって、学びとなったお話があるので、ちょっと書いておきます。
その写真は、とある小さなお社のお稲荷さんでした。
社務所がある正式な神社ではなく、郊外にポツンとあるような、お社だけのお稲荷さんです。
けれど、参拝者は少なくないようで、のぼりが数本立っており、神前には生き生きとした榊があって、さびれた感じではありません。
でも、写真をよく見ると、左右に掲げられている2つの提灯が、激しく色あせています。
さらに、あちこちが破れているため、提灯はボロボロ、という感じでした。
写真を見せてくれた読者さんは、このお稲荷さんのおかげで、経済的にちょっと余裕ができたそうで、
「提灯を新しくして差し上げたいと思っています」と書かれていました。
読んでいて、「信仰心の厚い方なのだな、お稲荷さん、すごく喜ぶだろうな~」と思いました。
それからしばらくして、また、その読者さんからメッセージが届きました。
新しく提灯を奉納しました! というご報告です。
どんな感じになったのかな? と写真を見て……
えっ! と驚きました。
そのお稲荷さんの神域や、ご神気が、ものすごく! 明るくなっていたのです!
提灯を新調しただけで、ここまで変わる? というくらい、スパーンと晴れやかになっていました。
その理由は、お稲荷さんと眷属が、テンション高く喜んでいるからです。
写真から、喜びまくっているお姿が見えました。
眷属は嬉しさのあまり、走りまわっています。
えっ? そんなに? と思ったくらい、大喜びしていました。
実は、お稲荷さんは、奉納のしがいがあるというか、なんでもとても喜んでくれる神様です。
前掛けを奉納すると、眷属が大喜びしますし、お供え物もとても喜んでくれます。
多め(量ではなく、種類が多めという意味です)のお供え物をすると、るんるんとなって、それで宴会をしたりするのです。
宴会をする、となると、眷属が走りまわって喜ぶため、風がびゅうぅーと吹いたりします。
今回の読者さんのメッセージで、提灯を奉納して神前を整えることも、とても喜んで下さるのだと知りました。
そこまで喜んでくれるんだ〜、と思うと、見ている私までなんだか嬉しくなりました。
1月27日の記事に書いたように、神様は、人間に何かをしてもらうことを当たり前だと思っていない、ということがよくわかります。
心がほっこりとあたたかくなる、素敵なお稲荷さんのお話でした。