取材先から、無事に帰宅いたしました。
今月から来月にかけて、毎週、1泊2日とか、2泊3日で取材に出る予定です。
なので、しばらくは、通常より取材時のお話が多いかもしれません。
今回の取材で、しみじみと思ったことを書いておきます。
とある場所に行きました。
車で片道1時間半かけて、そこだけのために、その地域に行ったのです。
龍がいる、との情報がありましたが、龍はいませんでした。
龍はどこにでもいるわけではありませんから、いないのは、まぁ、よくある話です。
どこかで仕入れた情報と、見えない世界が違う、ということはしょっちゅうなので、そこは問題ありません。
ですから、そのことに関してはいいのですが……
問題は、その場所でした。
空間が暗かったのです。
重たくて、どんよりとした空間には、よくない「気」が充満していました。
明らかに「魔」の気配がするのです。
そこは、長くいると、よくない影響を受ける場所でした。
よくない「気」を浴びたとしても、「気」は徐々に消えていくので、ずっと影響があるわけではありません。
けれど、消えていく速度は、「気」によって違います。
さらっと消えてくれればいいのですが、よくない「気」の特徴として、そうではないことが多いです。
どんより、べったりとした粘着質だと、なかなかスッキリと消えないため、私はそのあと神社に行って「気」の上書きをしました。
龍がいるとか、パワースポットだと聞いて、皆様もあちこちに行ってみることがあると思います。
そこは、もしかしたら、すごい穴場なのかもしれません。
けれど、龍などの神獣がいることのできない場所、パワースポットでもなんでもない、というところもあるのです。
逆に、今回私が体験したような、心霊スポットのような場所もあります。
ですから、初めて行くところは、そこが〝ちゃんとした〟神社やお寺ではない限り、自分の感性で検証することをおすすめします。
人が来ないような、荒廃している寺社も注意が必要です。
どこかで聞いた、見た情報をうのみにするのではなく、自分の感性で、しっかり判断したほうがいいです。
霊能力は誰もが持っている能力です。
まだ、十分にレベルアップしていない、開花していない方でも、感じることはできます。
龍がいるかどうか、まだそこまではわかりません……という方は、
そこがスカーッと神聖な場所だと感じられるのか、神社と同じような「気」だと思うのか、で判断します。
龍がいる場合、社殿やお堂に鎮座しているのはまれです。
なので、祝詞を唱えてみるのもいいかもしれません。
祝詞を唱えたら来る、という龍がほとんどだからです。
龍が来たら、一瞬で神聖な「気」になりますし、神社の境内のようにスッキリとした明るく軽やかな空間になります。
そのように感じられない、となったら、さっさと去ったほうがいいです。
得るものに期待するより、失うものの大きさを考えることも大事です。
私が行ったところには、そこそこ大きな石仏が2つありました。
手を合わせられるようになっていましたが、道はつながっていませんでした。
ですから、仏様ではありません。
そういう部分をこまかく見ていたら、もわ~っと体調が悪くなってきたので、あわてて来た道を戻りました。
見えない世界は、見えないだけに、怖いところがわかりにくいと思います。
石仏が置かれていたり、龍が祀られていたりしますから、信用してしまうかもしれませんが、ちゃんとした神社仏閣(神職さんや住職さんがいるところ)でなければ、注意が必要です。
情報はうのみにするのではなく、自分でもしっかりと、〝自分が持っている正しい感性〟で検証します。
これは自分の身を守るために、絶対に必要なことですから、覚えておいたほうがいいと思います。