だいぶ前になりますが、人口に関する質問をもらったことがあります。
世界の人口が増え続けている……
ということは、新しい魂、初めて生まれる魂がどんどん増えている、ということでしょうか? という内容でした。
たしかに人口は増え続けているわけで、そのへんのことを言いますと……
新しい魂が多くいるのは事実です。
けれど、それだけでなく、全体的に生まれ変わりのサイクルが短くなっている、ということもあります。
大昔の転生は、300年に一度とか、400年に一度とか、単位が100年でした。
現代は、単位が10年になっています。
60年に一度、50年に一度、中には、30年に一度、20年に一度という人もいます。
私の今回の転生は、前世の特攻隊員として亡くなってから、17年後でした。
『死んだらどうなるの?』という本に書いていますが、
50回忌をクリアした魂は、そこで生まれ変わりを選ぶことができます。
生まれ変わるのか、あちらの世界で仕事をするのか、神仏のお手伝いをするのか、自由に選べるのです。
ですから、基本的には、50年後から転生できます。
亡くなって成仏し、のんびり、ゆったりと50回忌の向こうへいく人が多いなか、
「とりゃーっ!」「うりゃりゃーっ!」と頑張って、早めに向こうへ行く人もいます。
「ええーっ? もうそんなところまで行ったん? 」と驚くくらい、あっという間に50回忌までのところを駆け抜けていく人がいるのです。
サクッと向こうへ行って、そこで進路を転生にすれば、あっという間に生まれ変わることができます。
大昔は人口が少なかったせいもあり、生まれ変わりを選んでも、順番待ちがありました。
そのため、周期が長期間となる転生しかなかったのです。
けれど、現在は人口が多いので、希望をすれば、待たずに生まれ変わることができます。
順番待ちがなく、うりゃー! っと頑張る人も多いため、大昔に比べると、サイクルが大幅に短くなっています。
世界的にそういう状況なのです。
ですから、人口が多いのは、新しい魂もたくさんいるけれど、大昔に比べると魂自体の数も増えており、さらに世界的にサイクルが短くなっている、という理由があげられます。