遠くまで取材に行ったのに、本にもブログにもまだ書いていない神社やお寺が……
山ほどあります。
書かなければいけない情報は、たまる一方です。
「書かなきゃ!」とは思っているのですが、時間がたつと、「最新の情報じゃないから、また行ったほうがいいよなぁ」と思ったりして、なかなかうまく処理ができておりません。
というわけで、今回は千葉県千葉市にある「千葉神社」についてです。
この神社は、とっても珍しいです。
境内に入った時に「ここは計算がされる場所だ」とわかりました。
けれど、それが確実にわかったとはいえ、「え? これってどういうこと?」とも思いました。
結論を先に言いますと、私には神様は見えませんでした。
本殿の1階でも、2階でも見えなかったのです。
波動的には、どちらかと言うと、2階のほうが高波動でした。
本殿の左側には、摂社の「千葉天神」があり、ここの神様は見えました。
境内社ですから、もちろん神社のご祭神ではありません。
天満宮から勧請をされた、ややお歳を召した、文官っぽい男性のお姿をした神様がおられます。
この神様が、ここには特別な恩恵がある、と言います。
ここからちょっと複雑なのですが、
どのような恩恵、ごりやくをいただけるのかと言うと、方位、方角、角度、位置など、いろんなパターンを計算し、割り出した数値で運気を変える、というものです。
運気を、〝神様が変える〟のではなく、
計算によって自動的によいほうに変わる、という珍しいごりやくなのです。
なんのこっちゃ? ですね。
く~、表現が難しいです。
方位には、よい方位(こっちに行けば運気が上がる、お金持ちになる)というものはありません。
けれど、悪い方位はあります。
こちらに行くと、「魔」の落とし穴に落ちて、運が落ちる、不幸になるなどですね。
この悪い方位に行く時に、影響を受けないよう、悪いことが起こらないよう、角度だの、上下だの、空間を変えて、方位を微妙に変化させる、そういう神社なのです。
といっても、人間はそれぞれ悪い方位が違います。
「どうやって計算がされ、変えているのですか?」と、千葉天神の神様にお聞きしたところ、こう教えてくれました。
・本殿に行く
・本殿の2階にも行く
・千葉天神にもお参りをする
・千葉天神のところで檜の粉を手につける
・水で手を清める(飲めるので飲んでもいい)
・境内社にお参りする(千葉天神以外にもたくさんあるので、どのお社でもいいので何社か参拝をする)
・橋を渡る
・御力石をさわる
・亀岩を撫でる
など、この神社にはやることがいっぱいあります。
それをあれこれやるといいそうです。
すると、境内をあちこち動くことになります。
体の向き、角度を、あちこち変えて動くわけです。
この作用で、地面の下にある「方位を変える計算機(適当な言葉がないのでこう表現しています)」を稼働させるというのです。
「だから識子さん、それってどういうこと~?」と思われた方、これ以上の詳しいことは、私にも理解できませんでした~。
メモを片手に聞いたわけではありませんし~。
とにかく、わかったことは、境内を動きまわるとよい! ということです。
これで、よくない方位の影響のせいで、よくない運気になるのを防ぐ、変える、らしいです。
どうして地面下にその計算機があるのか? いや、もしかしたら、地面に術がかけられているのかもしれませんが、「なぜ」ということは聞きもらしました。
効果として、このようなごりやくがある、という説明を、「へぇ~、ふむふむ」と聞いたのです。
※続きます。