夜中の午前0時を過ぎた頃、特に、丑三つ時に、外を歩いていて、たまたまそこにいた幽霊に乗っかられる……
ということは可能性として、おおいにあります。
けれど、よく晴れたとってもお天気がいい日の、真っ昼間に、外で幽霊に取り憑かれる……
ということは、まずありません。
ふらふらと、外をさまよっている幽霊がいないからです。
その理由は、太陽です。
太陽がサンサンと照っているためです。
何度か書いてきましたが、太陽光には独自のパワーがあります。
亡くなった修行僧が、いまだに修行をしている滝なども、スカッと晴れたお天気のいい日の、真っ昼間に、修行僧の霊は出てきません。
太陽光のパワーがかげり始める、午後3時くらいから出てくるのです。
この太陽光は、うまく利用すると、霊的な暗さや、「気」のよどみを払拭することができます。
お部屋の「気」を明るくするには、お天気のよい日のお昼に、太陽光をいっぱいに浴びている空気を入れるといいです。
窓がひとつしかない、なので空気がスッと流れないというお部屋だったら、
ぬいぐるみでも、クッションでもなんでもいいので、しばらく外に置いて太陽光をいっぱいに浴びさせます。
それをお部屋の中に入れたあと、よどんだ空気が逃げるように、少しの間、窓を開けておきます。
地下室があるお宅や、地下にあるお店を暗くしたくない、「気」をよどませたくない、という場合は、植物を置きます。
植物は生きていますから、太陽光を思いっきり吸収します。
それを部屋の中や、店内に置けば、太陽光効果がしばらく持続します。(地下室や地下のお店に限らず、一般のお宅でもそうです)
「魔」に属するものも、太陽光が苦手ですが、
でも太陽光には、幽霊や「魔」を退治するほどのパワーはありません。
向こうが避ける、苦手なので逃げていく、という効果なのです。
というわけで、家の中から霊的な暗さや、「気」の滞りを払拭するには太陽光が効果的ですから、うまく利用することをおすすめします。
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