たまにですが、間違えておみくじを持って帰ってしまった、というメッセージをもらいます。

 

これは、番号が書かれた棒が入っている筒をカラカラと振り、出てきた番号のおみくじを、自分で引き出し、または棚から取り出す、という方式のおみくじの話です。

 

これは最上稲荷のおみくじです。

 

 

 

 

 

こちらは豊川稲荷東京別院の、奥の院の手前のところにあったおみくじです。
(現在はなくなっているそうです)

豊川稲荷東京別院3

 

 

 

 

 

この場合、棚のところに表示されている番号が、上の棚を指しているのか、下の棚を指しているのか、ぱっと見で判断するわけですから、それで間違えてしまうことが多いみたいです。

 

あとからおみくじをじっくり見て、

 

「あら? これ番号が違うやん」と気づくわけですね。ニコニコ

 

筒から出てきた番号とは違うものなので、もう1回引くべきなのか……

 

すでに神社仏閣をあとにしていた場合は、間違ってしまいました、すみませんと、神仏に謝りに戻るべきなのか……

 

と、あれこれ悩む方がおられるようです。

 

間違えた意味というか……その時の状況は2パターンに分かれます。

 

うっかりミスと、神仏や眷属の好意あるいたずら、です。

 

うっかりミスは単純なミスですから、意味はありません。

 

神仏や眷属が、「あらら。間違えて、違う棚から取り出したな~。それじゃないけどな~」と、思うだけです。

 

違うおみくじだけど、引いた本人は、一生懸命に読んでいるわけで、神仏や眷属はその姿を見て、微笑んでいます。ニコニコ

 

おみくじで、その時の運勢を教えようとした場合は、それがちょっと違うだけですし、

 

なにかのアドバイスを与えようとした場合も、それが届かなかった、というだけのことですから、

 

間違えたことは大きな問題ではありません。

 

番号が違うと気づいたら、「間違えました~」で、もう1回引くといいです。

 

謝罪をするようなことではないので、謝らなくても大丈夫です。ニコニコ

 

神仏や眷属の好意あるいたずら、というパターンもあります。

 

豊川稲荷東京別院での、元夫の体験です。

 

私が先におみくじを引き、そのあとで元夫がカラカラしていました。

 

元夫は、出た番号を言いつつ、棚から取り出していました。

 

その時に、違う棚から出したようなのです。

 

取り出したおみくじは大吉でした。

 

「やったー! また大吉をもらえたー!」と、元夫は大喜びです。

 

内容を読んで、超ゴキゲンでした。

 

で、ウキウキと繰り返し読んでいて、境内を出る手前で、「ん?」と立ち止まりました。

 

なんともいえない複雑な表情をしています。

 

「どうしたん?」

 

「これ、番号が違う……間違えたみたいや……」

 

そこで、周囲にいた眷属たちが、いっせいに大笑いしている声が聞こえました。

 

その雰囲気は、妙にほのぼのとしていて、優しくまろやかでした。

 

「正しい番号のものと、取り替えんとあかんやろなあせる

 

「いや、それでいいみたいよ」

 

「へ? どういうこと?」

 

そこで説明をしてあげると、元夫の顔がパーッと明るくなり、ダキニ天さんと眷属にお礼を言っていました。

 

元夫と逆で、間違えたおみくじがよくない運勢というパターンもあります。

 

「うわー! こんなおみくじを引いてしまった~。きゃ~、こんな運勢いりません~!」と、ガックリしたあとで、

 

「あら? これ、番号が違うやん……」と気づくわけです。

 

この瞬間、見えない世界の境内は笑いに包まれて、ほのぼのムードになっています。

 

というわけで、番号を間違えてしまっても、なんの問題もありませんから、マイナスに受け取らなくても大丈夫です。ニコニコ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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