神仏はピュアな信仰心を持っている人のことを大切に思っています。
参拝に行くと喜んでもらえますし、神仏も眷属も、ニコニコして見ています。
「よく来てくれた」ということを伝えるために、神様の声が聞こえない、神様のお姿もまだ見えないという人には、現実の世界でわかるサインをくれます。
今までにいろんな歓迎のサインをご紹介してきましたが、お宮参りもそうです。
何が、どのように、ありがたいのかといいますと、
お宮参りでは、神様が赤ちゃんに、愛情いっぱいのエールを送っています。
境内には、そのご神気が流れています。
「よく生まれてきたな。ここからの人生、つらいこともあるだろうが頑張りなさい。苦しい時はワシが守ってやろう」
この励ましの言葉を、神様は、究極に優しい気持ちといいますか、慈しむ気持ちといいますか、
そのようなふんわりとした、あたたかい気持ちとともに、赤ちゃんに渡しています。
そのため、境内は非常にまろやかで、誰もが癒やされる空間になっています。
その中に身を置かせてもらえるのは、大変ありがたいことです。
東京都杉並区にある「大宮八幡宮」で見ましたが、小さなおじさん姿の妖精は、お宮参りの赤ちゃんが来たら、ダダダーッと走ってそばに行っていました。
そして、嬉しそうに赤ちゃんをのぞき込んで、ニコニコしていたのです。
満面の笑みでした。
北海道神宮では、なんと、神様が! 赤ちゃんをあやしていました。
その時の空間は、本当にあたたかくやわらかで、癒やされるものでした。
お宮参りの場に招待してもらえるのは、歓迎のサインのひとつです。
癒やしをいただける、リラックスさせてもらえるという、優しい歓迎ですから、
ゆったりとした気持ちで、のんびりと境内を散策するといいです。
そして、心の中で、お宮参りの赤ちゃんに、
「人生、頑張ってね。あなたの人生に、いいことがたくさんありますように」
と声をかけてあげると、神様にも喜んでもらえます。