※お玉ちゃんシリーズ「2」です。
前々回に書いた「お玉ちゃん伝説」を知らなかった私は、観光で箱根関所に行きました。
箱根関所は、当時の姿を、ほぼそのまま再現しているそうです。
うわ~、遠くから見ても、なんだかちょっと怖い感じですね。
江戸から出る時は、こちらから関所に入ります。
門を入ったところです。
達筆すぎて、全部読めませんでした。
なるほど~、こういう感じで、
お仕事をしていたのね~、と思いながら、見学しました。
お風呂も見て、
ここで食事をしていたのか~、と先へ進むと、
女性の髪の毛を整えているような人形がありました。
取り調べだったんですね。
ビビリの私は、手形を持っていても、
ビクビクしてしまいそうな雰囲気です。
「遠見番所」にも上がってみました。
上から見ると、山と湖にはさまれた、狭いところを通るように、関所が作られていたことがわかります。
説明板がありました。
拡大してみます。
ほぉ~! ですね。
柵が作られていたのか~、と見ていたら、一緒に行った知人が、
いきなり! なんの脈絡もなく、「お玉ちゃんが……」と話し始めたのです。
え? お玉ちゃんって誰? とわからなかった私は、質問をしようとしましたが、
「写真を撮りましょうか?」と外国の人が話しかけてきたので、「ま、いいか」と流しました。
で、遠見番所から降りたところで、シニアボランティアの方でしょうか? 親切な方がいらっしゃって、いろいろと説明をしてくれました。
なぜ髪をすいているのが取り調べなのか、なぜ建物全体が黒いのか、などを説明していて、いきなり「お玉ちゃんが……」という話になりました。
え? 全然、関係ない話から? そこに話が飛ぶ? と不思議に思いました。
ここまで「お玉ちゃん」という名前が出てきたら、調べずにはいられません。
その後、資料館に寄って、お玉ちゃんについて学習しました。
そこで、「うわぁ、お玉ちゃん、かわいそうだなぁ。家に帰りたかっただろうな~」と、思いっきり派手に同情をし、
それから、車に乗り込んで、小田原のほうへ向かいました。
すでに日が落ちる時間でした。
※続きます。