龍は、このように雲と雲の間に、狭い空間ができていたら、
ものすごーく楽しそうに、その空間を、しゅるる~んと泳いでいます。
見ていて、なんでわざわざその狭いところを? と思いますが、
人間にはわからない楽しさがあるようです。
こちらは飛行機から見た夕焼けです。
オレンジ色が美しいですね。
機体に描かれた鬼滅の刃の、違うバージョンのイラストも見ました。
その鬼滅の刃号が、滑走路を「うりゃー」と走っているところです。
鬼滅の刃号、無事に飛び立ちました~。
飛行機って、可愛いな~、としみじみ思います。
こちらは福岡空港でのお見送りです。
以前に岡山空港でのお見送りをご紹介しましたが、
発着が多い福岡空港で! とビックリです。
飛行機が動き始めると、皆さん、手を振ってくれます。
この時は、手を振っている途中で、何人かがペコリとお辞儀をし、
そしてまた、ニコニコして手を振っていたので、
飛行機の中から、手を振り返してあげた人がいるのだな~、と、ほのぼのとした気持ちになりました。
岡山空港でお見送りをされた時、実は私はかなり落ち込んで暗い気持ちでした。
けれど、一瞬で前向きになれました。
また岡山に来よう! と明るく思うこともできました。
以下はその時のブログに書いたことですが、
お見送りをしているほうからすれば、手を振るのは、もしかしたら、ほんの小さな優しさなのかもしれません。
けれど、その優しさに救われる人もいるのです。
人は、落ち込んでいても、深く傷ついていても、見た目ではわかりません。
その人の心がどのような状態なのかは、見ただけではわからないのです。
だからこそ、さりげない、小さな優しさはいつも持っていたいと思っています。
神社で結婚式をしている幸せそうな花嫁さんでも、もしかしたら、両親に反対されていて、2人きりの式を寂しく思っているのかもしれません。
「おめでとうございます。末長くお幸せに~」
という、このひとことが、その花嫁さんを寂しさから救うかもしれないのです。
抱っこひもで赤ちゃんを抱いて、両手に、買い物したものと赤ちゃんのおむつや哺乳瓶などが入った大きな荷物を持ち、よろよろと歩いている人がハンカチを落とした……
それを拾ってあげた時に、
「大変だろうけど頑張ってね」とたったひとこと言うだけで、
もしくは、「ママは頑張ってるね~」と赤ちゃんに向かって言うだけで、
もしかしたら、育児ノイローゼになりかかっていたその人の心は、羽がはえたように軽くなるかもしれません。
1000人のうち999人がなんとも思わなくても、救われる人が1人でもいるのなら……
小さくてもいいから、できるだけ人には優しく接しよう、と、あらためて思うきっかけをくれた、福岡空港でのひとコマでした。
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