これは、レベルで言えば、スピリチュアル「上級編」です。
ですから、書くのはまだ先でいいかな? と思っていたのですが、読者の皆様もどんどんレベルアップしているので、もしかしたら、経験したことがある、という方がいらっしゃるかもしれません。
これから経験する、という方もおられるでしょうから、注意点も含め、ちょっと書いておくことにしました。
まずは、どういう状態になるのか、そこから説明をします。
私の場合は、知らない土地に行って、夜、ひとりで歩いている時になることが多いです。
そんなに頻繁になるわけではありません。
たま~~~~~~~~~~に、経験する程度です。
あ、違いますね。
まれ~~~~~~~~~~に、ですね。
それほど頻度は低い、ということです。
海外で経験することが多いのですが、日本でも、まったく知らない街で経験したことがあります。
私は、海外には、たいていひとりで行きますから、夜、出歩くことはほぼありません。
けれど、比較的安全な都市だったら、スーパーまで買い物に行くことが、たまにあります。
夜といっても、19時とか20時くらいなので、道を歩く人はけっこういます。
けれど、周囲は日本とはまるで違う景色です。
日本とは違う建物が並び、看板などに書かれている文字も日本語ではありません。
行き交う人も外国の人ばかりです。
そこでは、自分がひとりだけ浮いているというか、自分がここにいる人間ではない、という感覚になります。
別次元にいるような、錯覚を覚えます。
夜空を見上げると、ますます異次元にいるような不思議な気分になります。
すると、ですね、
ふと……
「あれ? 自分は、今、どの時代の誰だった?」と、思うのです。
一瞬、「今、転生しているのは、どの人生だったっけ?」と迷います。
これは意識してそう思うのではなく、本当に、「えっと? 私、どの時代の誰だった?」と〝本気で〟そう思うわけです。
この時、どういう状態になっているのかと言いますと、
現在の「桜井識子」という人物、「桜井識子」という人生から離れた、〝魂の状態〟になっているのです。
でも、誰なのか、よくわからない状態ですから、言ってみれば、魂が道に迷っている、迷子になっているようなものです。
これは、1回体験すると、その後も、まれに体験するようになります。(ちょっとしたコツがあるのです)
でも、初回は、ここまでです。
自分は、どの時代に生まれた、誰だった? と〝迷う感覚〟ですね。
しかし、回数を重ねていくと、それまでの〝過去世〟(判明しているものです)が、ずら~っと並んで浮かんで見えます。
まだ過去世を思い出していない場合は、もしかしたら、過去世の自分(人物像)だけがずら~っと見えるかもしれません。
この時、不思議と「現在の自分」は浮かびません。
この「魂の迷子状態」で、何がわかるのかと言いますと、転生のとらえ方です。
注意しなければいけないこともありますので、2回に分けますね。
※続きます。
10月31日発売です。