「私はまだ、神仏の声が聞こえません」というところから、ちょっと進んでみましょう、というお話を前回に書きました。
神様も仏様も、語りかけてくれています。
でも、いきなり「0」から「10」へレベルが上がる、
全然聞こえなかったのに、次の瞬間、急にハッキリと聞こえるようになる、ということはありません。
段階があるからです。
それは、つまり、「耳で聞くことができない」状態は、イコール「0」ではないのです。
レベルは徐々に上がっていくものなので、自分はいま、その段階のどこかにいる、と自覚することが大切です。
まだ耳に届かない段階であれば、心で聞きます。
心で聞くための練習……というか、
自分はどこまでわかっている(受信している)のか、という、テストというか、知る方法を神社仏閣でしてみるといいです。
これは神社仏閣の境内ですることが必須です。
確実に神様がいる、仏様がいるところ限定です。
そうではないところで練習をすると、変なものとつながる可能性があるので、ご注意下さい。
神社を例にして説明しますね。
神社に行って、まずご挨拶をして、それから境内でブラブラしつつ、神様にお話をします。
境内でご神気をいっぱいに浴びて、自分を神社の波動になじませます。
神様に話しかけることによって(心の中でかまいません)、神様と自分との、1対1のパイプを意識します。
話をすればするほど、そのパイプになじむことができます。
自分がじゅうぶん、神社モード、神様モードになったところで、神様にお願いをします。
「今からお守りを買うので、どれがいいのか教えて下さい」
すると、授与所で「どれがいいかな〜」とお守りを見ている時に、
神様が、「その白いものだと眷属が行った時に宿りやすいぞ」とか、
「家内安全のものが波動状態がよい」とか、声をかけてくれます。
それを「心でキャッチする」「感じる」ようにします。
受信能力は、自分がどの段階にいるのかで、感じ方が違いますから、
ハッキリと「ああ、これって言ってるな~」とわかる人もいれば、
「なんとなくだけど、これかな?」というわかり具合の人もいます。
「これのような気がする」とか、「これが気になる~」など、感じ方はそれぞれです。
でも、きっと、どれかひとつが、心に引っかかります。
その時の体調などにもよりますから、何回かチャレンジする場合、感じ方は毎回同じではないことも、知っておいたほうがいいです。
さて、ここで……
多くの方が、その感じたことを「自分の思い込みでは?」「自分自身の考えでは?」と、疑問を持つのではないでしょうか。
そのような質問がたくさん届きます。
たしかにそこの判断は、最初のうちは、難しいです。
けれど、段階が進む……レベルが上がっていくうちに、ちゃんと判断できるようになります。
まだ、そこまで確実に判断できない、という方は、神様に判断できるようにしてもらうといいです。
神様に、どのお守りがいいのか教えてもらうお願いをする際に、
「神様がおすすめしてくれたお守りをちゃんと買えたら、1ヶ月以内に、何かいいことが起こりますように」
みたいなことも言っておきます。
もっと早く結果を知りたいと思うかもしれませんが、神様はおヒマではありません。
どの神様も忙しいので、自分が正しく受信したのかどうかを知りたいという、それだけの理由で、神様に向かって期限をつけるのは……1ヶ月がギリギリだと思います。
1週間とか短い期間を言うと、「忙しくても、私のために1週間以内になんとかしてよ!」と言っているわけで……
もっとくだけた表現だと、「あと数日でなんとかしろ。私がわかるようによい出来事を起こせ」ですから、相当失礼です。
「それは無理だの~」と、チャレンジ自体を神様に断られたら、練習になりません。
でも、1ヶ月以内だったら、なんとかしてくれるように思います。
というわけで、しばらく様子を見て、いいことが起こったら、神様のアドバイスを正しく受け取っていた、と判断できます。
これも、何回か練習をしていると、だんだん、受信能力が上がっていきます。
ただし、あっちでもこっちでも、重複して練習するのは、NGです。
どこかの神様にお願いをしたら、他ではお願いをせず、ちゃんと1ヶ月様子を見ます。
それが礼儀です。
その期間、他の神社仏閣を参拝するのは問題ないですし、他の神様に霊能力アップ以外のお願いをするのもオーケーです。
けれど、1ヶ月以内に……というお願いをしている期間中に、その神様以外に、同じ霊能力アップのお願いをするのはタブーです。
1ヶ月以内の期間が過ぎたら、他の神様にお願いして、違う神社で霊能力アップの練習をするのはかまいません。
どこかに書きましたが、神様には「神様霊能力をレベルアップする練習をしています」ということは、言っておいたほうがいいです。
積極的に協力してくれるからです。
というわけで、このようなちょっとした練習をすると、自分が「0」の段階ではないとわかるでしょうし、練習を何回かすると、わかる感覚がつかめるようになります。