本日は、ちょっと遠くまで……郊外に行ってきました。
ヨーロッパも、毎日灼熱地獄ですから、猛烈な暑さです。
郊外での取材が終わり、街へ戻るバスを待っていたのですが、なかなか来ません。
日陰がないところだったので、滝のように汗が流れ、これはヤバいのでは……と思い、とりあえず来たバスに乗りました。
車内の冷房で、ふぅ〜、となっていたら、バスは街とは逆の方向に、どんどん進みます。
田舎のほうに向かっているのです。
実はトイレを我慢していたのですが、ここで限界に近づき、「どこでもいいからお店を見つけたらバスを降りよう! お店に入ってトイレを借りよう!」と思いました。
しかし、周囲は郊外の住宅地です。
お店がありません。
ひ〜え〜、どうしよう! と焦り、
そこで、ついて来てもらった神様方に、「神様! トイレが限界なんです〜!」と言うと……
次の次で降りるように言われました。
次の次でやっとトイレに行けるのか、と張り切って降りたのが……
ここです。
え?
こんなとこにトイレを貸してくれるお店とかあるん? と疑いました。
3分ほど歩いても、住宅地です。
でも、この一角に、ピザ、揚げ物、サラダの量り売りをしているお店があったのです!
しかも、そのお店には、イートインのスペースがあって、トイレもありました!
助かった〜、ということで、ピザを注文しようとしたのですが、これって、どうやって注文するん? と謎です。
えっと? と思っていたら、お兄ちゃんが教えてくれました。
欲しいピザを言うと、カットしてくれるのです。
この幅? これくらい? と聞いてくれるので、自分がほしい幅のところで、「そこでお願いします」と言うと、カットして、あたためてくれます。
それがこちらです。
このピザ、むちゃくちゃ美味しかったです!
ここからちょっとのんびり歩いてみました。
うわぁ、こんな木があるんだ〜。
葉っぱが……
観葉植物じゃないの? という模様ですね。
小さな花もいっぱい咲いていました。
可憐な花で、ほんわかと癒やされました。
少し前までは取材旅行にいくと、「全部、見なきゃー!」「絶対に計画通りにまわらなけ
ればー!」という感じで、焦りまくったり、慌ててまわったりしていました。
けれど、年齢を重ねていくと、無理がきかなくなるし、心に余裕もできるので、「ダメならダメでいっか〜」とゆったりかまえることができるようになりました。
こういう迷子も、見方を変えれば楽しい出来事ですし、これはこれでいい経験だったと思います。