巨大な「三門」です。
やや坂道になっているので、門を主役にすると、道路が斜めになります。
日本で最大の木造門、国宝です。
おぉ~、すごい~。
絵になる1枚です。
観察しまくったため、三門見物にかなりの時間を費やしました。
石段を上がったところです。
広いですね。
左が御影堂です。
中は、金ピカの内陣でした。
ここでも、金ピカ具合を「すごいな~」とゆっくり拝観したため、御影堂を出たところで、閉門まで15分となっていました。
そこからあわてて、濡髪お稲荷さんを探して走りました~。
親切なお坊さんに「あちらですよ~」と教えてもらって、墓地の中を走ります。
このまま進んで間違いないのかな? とやや不安になったところで、
あ!
ありました!
濡髪お稲荷さんです。
昔、知恩院の御影堂が建てられるまで、
そこには1匹のキツネが住んでいました。
悪さをすることなく平和に暮らしていたキツネですが、
御影堂が建てられることになったので、住む場所を失いました。
何も悪いことをしていないキツネは納得がいきません。
そこで、御影堂の落慶法要で、仕返しをしてやろう! とたくらみます。
キツネは、人間の子どもに姿を変えて、完成した御影堂に行きました。
怒りをぶつけるつもりで行ったのに、キツネは霊巌上人(れいがんしょうにん)の説法を法要で聞き、感動します。
心を入れ替えたキツネは仕返しをやめ、霊巌上人に住む場所がなくなったことを話します。
それを聞いた霊巌上人が、キツネのために祠を建てた……という伝説があります。
この日宿泊した宿坊です。
窓の外はこんな感じで、静かでした。
濡髪お稲荷さんの伝説は本当だろうか? ということで、お稲荷さんに事実をお聞きしてきました。