※前回の続きです。
前回の記事に書き忘れたことがあったので、追記をしています。
今回は、ご縁をいただく神様に関してですが……
先にお伝えしておかなければいけないことがあります。
それは、神様にいただいたご縁の「順番」についてです。
わかりやすいと思われるので、私の息子を例にします。
息子は福岡県にある「筥崎宮」の神様に、ご縁をもらっています。
現在、お嫁さんと子ども2人……家族4人で、しょっちゅう参拝・ご挨拶に行っています。
最近は、筥崎宮以外、行っていないようです。
筥崎の神様は、息子にとても厚いご縁を授けており、もちろんお嫁さんや孫娘2人にもご縁を下さっています。
4人が筥崎宮の神様に守られています。
で、幽霊の話です。
ある日、上の孫娘が幽霊に乗っかられ、具合が悪くなりました。
この幽霊は単に波動が低いだけでなく、霊障が強めの幽霊です。
孫娘がこの幽霊を乗っけて、家に入ったため、幽霊も家の中に入ります。
息子も、上の孫娘同様、乗っかられやすい体質です。
(お嫁さんと下の孫娘は大丈夫です)
ここに、筥崎宮の眷属が助けに来たら……
守るのは息子なのです。
たとえば(実際には絶対にありえない話ですが、たとえばで言いますと)、
来たのがご祭神だったら、一度に4人、余裕で守れます。
けれど、駆けつけてくれるのは眷属です。
眷属も、精一杯、全力で守ってくれます。
でも、守れるのは1人です。
守り方をイメージで言いますと、人間をくるむような感じ、抱きしめるような感じ、自分をバリアにして防御するような感じです。
ですから、1人がやっとなのです。
自分を大福のお餅のようにして、アンコとなる人間をクルリと抱きしめるのですから、2人は無理なのですね。(イメージです)
幽霊の強さによって違いますが、1人しか守れない……となったら、先にご縁を与えた息子を守ります。
「え? 孫娘さんは小さな子どもなのでは? 子どもを守るのが当たり前なのでは?」と思われた方がいらっしゃると思いますが……
それは人間の感覚です。
神仏は、子どもだから、赤ちゃんだから、という「年齢」で優遇したり、優先順位を変えることはありません。
もしも、そのような「若いほうが大事、守る価値がある」という考えだったら、高齢者は守ってもらえないことになります。
そんなことはありません。
あくまでも、ご縁を与えた順番なのです。
たとえば、もしも、私が息子一家と同居していたとして、
強烈な悪霊が家に入ってきた、人間を守らなくてはいけない、だが1人しか守れない……となったら、
幼い孫娘でも、これから子どもを育てていかなくてはいけない息子やお嫁さんでもなく、
私に一番にご縁をくれた神様の眷属は、私を守ります。
そこは一貫しています。
息子んちは神棚がないので、神様にいただいた「ご縁」だけで、守ってもらっています。
なので、余計に「順番」が優先される、というわけです。
それで今回、私は上の孫娘を、あちこちの神社に連れて行きました。
筥崎宮にももちろん行きましたが(境内社に守りをお願いしてきました)、他にも強い神様がいる神社を2社まわりました。
子どもにご縁をいただくことに関しては、息子んちを例にしますと、まず、筥崎宮です。
息子がご縁をもらっているので、同じように、すぐにいただくことができます。
孫娘が「単独で」危険な時は、眷属がしゅっと来て守ってくれます。
しかし、「息子も同時に危ない」というシチュエーションでは、眷属は息子を守ります。
ということで、筥崎宮以外にも、ご縁はいただいておくべきなのです。
神仏のご縁は、いくつ持っていてもいいものです。
信仰に浮気はありません。
私なんか、どんだけもらっているん? というくらい、あちこちでいただいています。
皆様も、お子さんを見えない危険、幽霊や悪霊からしっかり守りたい、のであれば、お子さんの両親(もしくは祖父母)に馴染みのある神社仏閣と、それ以外にも、いくつか参拝しておくことをおすすめします。
前回からいろいろと書いてきましたが、重要なポイントは、
子どもに憑く、乗っかるのは、ほとんどが「幽霊」です。
成仏していない「霊」です。
幽霊が乗ることを防いでくれる、また、乗った時に祓ってくれる効果が高いのは……
神様でももちろん大丈夫ですが、どちらかというと、神様よりも仏様のほうです。
仏様は、その世界専門だからです。
というわけで、神様のご縁ももちろん大事ですが、それだけに限らず、仏様にもご縁はもらっておいたほうがいいですよ、というお話でした。
6月19日発売です。