昨日参拝した神社にあった、石の祠です。
中に、小石が置かれているのが、おわかりでしょうか。
祠がパッと目に入った瞬間に、「石をお祀りしているのだな」と思いましたが、
すぐにお稲荷さんが見えて、驚きました。
なんと! この小石には、ちゃんとお稲荷さんが宿っていたのです。
驚いたのは、宿っているのがよくわかったなぁ、と思ったからです。
本当に小さな石でした。
このように、ただの小石に見えても、お稲荷さんや眷属が宿っていることがあるので、
「なんだ、祀られているのは小さな石ころじゃん」などと、軽視しないほうがいいです。
このような祠を見つけても、「手を合わせない」「前を素通りする」のは、全然かまいません。
けれど、「石ころなんかを祀ってて、笑う〜」みたいに、バカにするのは絶対にNGです。
昔に比べて参拝者が激減したという、さびれた神社の境内にあった祠でしたが、
小さな祠でも、
祀られているのがなんであっても、
敬意を払ったほうがいいという、大事なことを教えてくれました。
6月19日発売です。