歴史上の有名な人物や、過去に大活躍をした人は、意外と、まわりの人の熱心な信仰が大きく作用しているそうです。(神様からお聞きしました)
人(自分自身ではないという意味です。親、子ども、兄弟姉妹も含みます)のことを願う行為は、それほど神仏に認められている、ということです。
わざわざ神社仏閣に行ったのに、自分のことはそっちのけで、誰かのことを一生懸命に願うのですから、これは大変尊い行為と言えます。
願う内容は大きく2つに分かれ、ひとつは、相手が活躍しますように、出世・成功しますように、という願いです。
妻が夫の、親が子どもの仕事の成功を願うとか、大好きな芸能人やスポーツ選手を応援する、などが代表的ですね。
もうひとつは、大切な人の病気が治りますように、という平癒祈願です。
まずは、平癒祈願の方法です。
たとえば、母親が病気になったとします。
平癒祈願をしに行くにあたって、効果的な方法が2つあります。
ひとつは、「母親の代理として行く」方法です。
代理で行くということは、病室で寝ている母親の体の代わり、母親の体となって行くわけです。
参拝に行った神社仏閣では、母親以外(参拝に行った自分や自分の子どもなど)の、おふだやお守りを買わないようにします。
もちろん、自分のための願掛けもしません。
代理で行く、ということは、母親の信仰心を神仏に届ける、ということでもあります。
病室で寝ている母親の体となって行きますが、その時の神仏への信仰心は母親のものだと思ったほうがいいです。
病室で寝ている母親が「あの神社に行きたいわ~」と言えば、代わりに行ってあげます。
行きたいと言わなくても、母親が信仰している神仏がいれば、その神社やお寺に行くといいです。
代理で行った人が神社でご挨拶(母はどこに住んでいて、現在どこの病院にいて、名前は◯◯です。私は代理で来ました、など詳しく言います)をしている時に、母親が神仏に思いをはせる気持ちが届きます。
母親が過去に参拝した寺社だったら「おぉ、あの者か」と神仏には即座にわかります。
母親の信仰心と、代理になってまで参拝に来た娘や息子の気持ちもわかってもらえます。
1回の参拝だけで、すぐに願掛けを聞いてもらえることもあります。
その病気が、本人の生まれる前に決めたものでなければ、治ります。
もしも、生まれる前に決めた病気だったら、「痛みを取って下さい」とか、「苦しまないようにして下さい」というお願いのほうを聞いてくれます。
重ねて言いますが、参拝した時に、母親以外の人に渡すおふだやお守りを買わない、母親の平癒祈願以外はしない、というのは鉄則です。
もしも、これを破ってしまうと……
たとえば、友人にお守りを買ったとしたら、「せっかくここまで来たのだから、ついでに買っておこう」みたいな軽い気持ちが出ます。
母親の代理なのに、「自分」も出ています。
そうなると、本気度、真剣度が薄まってしまうのです。
ここからが長いので、
本気度のお話と、効果的な方法その2、人の成功を祈るお話は、次回にまわします。