※これから書く内容は、「神道」という〝宗教〟がおすすめしていることとは異なっています。
個人的見解としてご理解いただきますよう、お願い申し上げます。
お鏡を神棚のお社に「入れる」ことがよくわからない、という質問がたくさん届いております。(すみません、質問はまだ全部読めておりません~。 時間を見つけて、少しずつ読んでおります)
実家に帰って写真を撮ってこようと思っているのですが、かなり先になるかもしれないので、とりあえず、イラストで説明をします。
下のイラストは、扉の「前」に、お鏡を置いています。
これだとお鏡は「飾りもの」であり、
実際に神様や眷属が宿っている神棚だったら、出入りする時の邪魔になります。
なので、このお鏡を、このままお社の〝中〟に入れます。
扉の向こう、ですね。
おふだは、その奥に立てたままです。
つまり、おふだは奥に立てて、その手前にお鏡を置くわけです。
お鏡が前にあったら、邪魔になるのでは? と思われた方がいらっしゃるかもしれませんが、
〝お社の中〟に入れたお鏡は「飾りもの」ではなく、「ご神体」になれるのです。
神様や眷属が「この家を守ってやろう」と家に来てくれた場合、ご神体となれるお鏡を準備しておけば、神様や眷属はこちらに宿ってくれます。
というのは、紙のおふだよりも、お鏡のほうが断然宿りやすく、居心地がいいからです。
お鏡は小さなものも売られていますので、大きなものを無理やり入れるのではなく、小型のものを用意します。
3柱祀っていれば、3個必要です。
神棚が、「窓口でもかまいません」というお宅は、お鏡は必要ありません。
お鏡を置いていないと神様や眷属は来てくれないのか……
というと、そういうわけではありません。
お鏡を置かなくても「紙のおふだ」に宿ってくれることはあります。
宿ってくれることはありますが、紙に宿ってもらうよりも、ご神体となるものを準備しておいて、「よろしければ、どうぞ~」というほうが親切であり、
こちらのほうが、来てくれる、その家にずっといてくれる、という可能性が、ものすご~~~く高くなるのです。
ですから、新しく神棚を持つ、
今ある神棚を一新する(一旦、すべてのおふだにお帰りいただき、塩で内部を清めます)、
という場合は、おふだを祀る前にお鏡を準備しておくといいです。
神様か眷属がおふだと一緒に家に来てくれたら、喜んでお鏡のほうに宿ってくれます。
お迎えする準備として、先にお鏡をお社に入れておく場合、まだおふだを祀っていない間は、扉は閉めておきます。
おふだを祀ったら、そこからは常時、扉を少し開けたままにします。