「現在、祝詞を覚えているのですが、神社で唱える時、タイトルも言うのでしょうか?」
はい。
唱えるのはそこからです。
私が使っているオールマイティの祝詞を唱える場合、いきなり「たかまのはらに~」と始めるのではなく、タイトルの『みそぎのおおはらい』から言います。
「えびすさんの置物を見た時に、あ! これだ! と思ったのですが、鯛をわきに抱えていません。両手で鯛を持っているえびすさんでも運気サポートアイテムになるのでしょうか?」
運気サポートアイテムは、鯛をわきに抱えているえびすさんです。
鯛をわきに抱えていないえびすさんの置物で、「これだ!」と思ったのなら、それは運気サポートアイテムではなく、縁起物の可能性があります。
縁起物として大切に飾るといいです。
「今年、親戚に不幸があったのですが、新年の鏡餅のお供えをしたり、初詣に行ってもよいのでしょうか?」
2022年に親族の不幸があっても、すでに喪(最長で49日です)が明けていれば、神様の世界では通常と同じです。
年賀状を出さないとか、他にも、地域によって、また宗教によって、いろいろあるとは思いますが、神様の世界では鏡餅のお供えも、初詣も、お正月のお飾りをしても、なんの問題もありません。
「厄年の祈祷は、必ずしなくてはいけないのでしょうか?」
そんなことはないです。
してもしなくても、どちらでもオーケーです。
しない場合は、自分で直接神様にお願いします。
12月23日のブログに書いた内容は、いただいた質問が「祈祷をするのは、33歳になってからの、お正月から節分の間ですか?」というものだったため、その答えとして書きました。
なので、祈祷をするのが普通、みたいな感じに思われたのかもしれませんが、祈祷はしなくても、自分でお願いをすれば大丈夫です。
その場合、境内に少し長めにいたほうがいいです。
直接神様にお願いするのも、祈祷と同じで、33歳になる年の、お正月から節分の間がベストです。
「生理中でも初詣に行っていいのでしょうか?」
生理は、喪ほど、神様を苦しめることはありませんが……
生理だったら、初詣はお寺にしたほうがいいです。
ご加護や恩恵をいただきたい神様のいる神社なら、なおさらです。
おめでたい年初ですから、生理中の参拝はひかえることがおすすめです。
神棚のお正月のお供え物を上げるのも、遠慮したほうがいいと思います。
神棚に鎮座しているのは〝家の神様〟なので、「絶対にしたいです!」と、強く希望するのでしたら、神様は〝我慢〟をしてくれます。
けれどこれは、我慢を強いる行為ですから、できれば、夫や子どもなど、他にしてくれる人がいるのであれば、代わりにしてもらったほうがいいです。
玄関に飾るお正月飾りや、リビングに飾る鏡餅などはなんの問題もありません。
〝神棚に入れるおふだ〟は、生理中に買うのは遠慮しておきます。
一緒に神社に行く人がいれば、その人に買ってもらい、家まで持ってもらって、神棚に入れてもらいます。
「今まで、神棚にお供えするご飯を、自分たちが食べるものと一緒に炊いていました。これからは気をつけます」
うわ〜、すみません。
これは、説明不足で申し訳ないです。
神様にお供えするのは、生米よりもご飯にしたほうが喜ばれます。
これも神様専用にお米を買えば、ずっとそれを使えるのです。
神様専用のお米から多めに……たとえば3合とか5合とか、取り出して炊き、炊き上がったら、まず神棚にお供えします。
そのあと、残りをいただく、というのはオーケーなのです。
次の時も、その神様専用のお米で、お供え物にするご飯を炊くのはかまいません。
けれど、神様専用お米から取り出すのが、家族(人間)だけが食べるご飯を炊く(つまり、炊き上がったご飯をお供えしない)……
というのは、NGです。
その次に、そのお米で炊いたご飯をお供えしても、神様は怒ったりしませんが、召し上がることはありません。
炊くたびに、毎回最初に神棚にお供えをしていれば、あとは残り物をいただくわけですから、そのお米を使い続けても問題ないのです。