「眷属が時々、我が家に来て下さっているかも~♪」という場合、
「宿ってくれているその縁起物やおふだを、買い替えても大丈夫なのだろうか?」
「買い替えたら、もう来てくれなくなるのでは?」と、買い替えを悩む方がおられるのではないでしょうか。
神社で買ったおふだやお守りは、一定の期間が過ぎれば波動が消えます。
眷属は、自分の神社の波動が入っているもののほうが、入っていないものよりも、断然心地よく宿れます。
なので、宿ってもらうのが、おふだやお守りだったら、波動があるかどうかで買い替えを判断します。
波動が消えていても、宿れないことはないので、「波動が切れる前に買い替えなくては!!!」と、そこまでプレッシャーに思わなくても大丈夫ですが……
でも、牛頭天王の眷属は、おふだの波動が消えるとあっさり来なくなったので、買い替えたほうがいいのはたしかです。
縁起物だったら、波動はほぼ関係ない、と考えても差し支えありません。
縁起物でも、神社で買えばその神社の波動が入っています。
そこの神社から来る眷属だったら、神社の波動が入っているほうが心地よくすごせます。
けれど、ものが〝縁起物〟ですから、おふだやお守りとは違います。
波動が抜けても、快適な宿り心地なので、波動にこだわらなくてもいい、というわけです。
つまり、買った神社から来る眷属だったら、波動のことを考えて、1年で買い替えてもいいし、買い替えなくてもいい、ということです。
では、縁起物に宿っているのが、買った神社の眷属ではない場合は? と言いますと、これはすぐに買い替えないほうがいいです。
我が家にはお稲荷さんが、時々来てくれます。
このお稲荷さんは、現在、日枝神社で購入した狐の置物に宿っています。
購入したのは2019年の秋で、すでに3年たっていますが、交換はしていません。
東京五芒星めぐりで日枝神社に行った時に、「買い替えましょうか?」とお聞きしたら、「かえなくてよい」と言われたので、そのままです。
人間の私たちの感覚では、新しいもののほうが気持ちがいいし、「宿るのは、古いものよりも新品のほうがいいのでは?」と思いますが、神様の世界はそうではないのです。
神様に、新しいほうがいい、という感覚はありません。
なので、縁起物の場合、「宿っているかも?」と思ったら、3年くらいはそのまま飾っておくほうが、礼儀としては正解です。
こういう時の判断のポイントとなるのは、フッと浮かぶ自分の直感です。
「そろそろ買い替えたほうがいいかな」という時に、
「いや、まだ、このままでいいような気がする」とか、「買い替えても、古いほうも少しの間置いておこう」と、フッといきなり思ったら、それは来てくれる眷属の意思だったりします。
眷属が「もうしばらく、このままでよい」と言ったことを、魂が覚えていて、それを発信しているのです。
戸惑う気持ちや迷いがまったくなく、「よしっ! 買い替えるぞーっ!」とならなければ、しばらくそのままにしておいたほうがいいように思います。
ついでに言いますと、宿れそうなものは〝いくつか〟置いておくのが基本です。
宿りものと眷属が合わないこともあるからです。
ひとつしか置いていなかったら、「ああ、残念、ここには宿れるものがないわ~」と帰ってしまいます。
長居をしてくれるというラッキーを逃さないためにも、縁起物はいくつか置いておくことがおすすめです。